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天皇杯決勝　ガンバ大阪戦。

最後の最後で地力の差が出た試合だった。
ガンバは連戦と怪我とでボロボロにもかかわらず、
確実にパスを回されてしまって、延長で足が止まったのはウチの方だったし。

技術の差、経験の差。
ノリや勢いだけではどうにも越えられない壁がそこにはあった。

奇しくも竹本さんの言った通りの悔しい負け方を喫してしまったわけだが、
ここまで竹本さんの言う通りになってしまうと、
急転直下の石さん解任すら年初からの計算だったようにも感じてしまう。

石さんにタイトルをプレゼントする。
その想いだけで戦って、
今ある実力以上の力で勝ち進み、
元日国立の舞台を経験できたのは奇跡かもしれない。
が、紛れもない事実でもある。

本来、ウチがその舞台に立ち、経験を得るにはもっと時間を要しただろう。
今回、石さんドーピングでショートカットしてまで手に入れたその経験。

石さん解任や天皇杯決勝での敗退という事実を覆すことはできない以上、
その経験をすぐ今年のリーグ戦に、ナビスコ杯に、
そして、リベンジの天皇杯に活かさなきゃいけない。

トーナメント決勝での敗戦。
これによってたった1試合の大切さを学んだはず。

もう、選手たちにゃ死の淵から復活してきたサイヤ人のように
大幅パワーアップしてもらいたいわなヽ(ﾟ∀ﾟ )ﾉ

そして、今年のサポカンでは竹本さんにこう言ってもらいたい。
「今年はタイトルを獲りたい」と。
竹本さんが言えば獲れそうな気がするしね。

それまで20日弱、太陽戦士たちにはしばしの休息を。

最後に今日はやっぱりこの言葉で締めたいと思う。

石さん、今まで本当にありがとうございました。