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船の出航の時間が迫っているのですが、その前に解説しておきたいものがあり、番外編 として紹介します。 まず、Cutting Ceremony (支綱切断) の様子です。 造船所のある部屋の隅にこの儀式をおこなうための練習台がありました。
紐を台座に通し、そこに斧をセットし、その斧の上をハンマーでたたきます。 ある程度のコツがあるようなので、本番の前に練習しておきます。 本番では、紐はピンと張られテンションがかかっているので、うまく切断されるようですが、 カットする人が船主の夫人や娘さんなどの場合は切れないこともあり、その時は関係者が 別の方法で、紐を離すそうです。
当日の朝おこなわれた船の引き渡しの調印式です。
岸壁の船の船体には、シャンパンのボトルがセットされています。 上の方にあるのは、くす玉です。
船主の代表者が、儀式用の台の上でハンマーを振り下ろしました。
紐はうまく切断され、シャンパンが割れて、すぐ後にくす玉も割れました。
しかし、くす玉の中から出て垂れ下がった飾りでシャンパンの様子がよくわからなかった ので、同日に姉妹船でおこなわれた同じようなセレモニーの中で紹介します。 台に固定され、上に立っていたシャンパンボトルは、紐が切れて解放されると倒れて下の フレームに当たり、ボトルが砕けるようになっています。 そして左のくす玉が割れます。
くす玉から押し出された無数の風船が、青空に舞い上がってゆきました。 この様は、あたかもいままで無理に閉じ込められていたものが、色とりどりの風船となって 紺碧の空に解放されていったと感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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