きのうの続き
ジェリたんそっちのけで、リックマン追っかけしてることはきのう書きました。そして、そうやんかせんせーから「浮気者」と呼ばれ、ウキウキしているわたくし。ハハハ。そうです、わたくし浮気もんでございます。リックマンの他にも、じつは熱を上げてる御方がおりまして、もー、こまったな、この浮気もんは…でもです、これも26日までのことですから、束の間の浮気ですわ。(26日には『300 スリーハンドレッド』DVDが届くのだ!) もうひとりの御方というのは、ディカプリオ主演の『仮面の男』に出てくるダルタニアン(ガブリエル・バーン)でありまして。本日DVD返却ゆえ、ゆうべ見納めしたんですけどね(見納めとかいって、そのうち買うんだろがDVD←陰の声)いざ眠ろうたって眠れやしないです、目を閉じればお顔が浮かんじゃってさ、ホレたらこうなる、わたくしってほんまにめでたいわ。 『仮面の男』は、レオ君がルイ14世役とその双子の弟フィリップ役の二役をじょうずに演じておりますが、そんなディカプリオなんてどーでもいいんです(ファンのかた、すつれいすますた) それより、側近の護衛であるダルタニアンよ、マジメでシブイのよ、とってもすてきよ! 笑顔見せないかと思えばやんわり微笑んだりするんだな、きゃー。 アホばっか書いてたら呆れられちゃうからマジメにかきます。ダルタニアンは、フランスの文豪アレクサンドル・デュマ原作の『三銃士』に、まずは登場いたします。ダルタニアン(田舎もん)は銃士を志してパリへとやってくる。パリには英雄ともいえる3人の銃士がいて、そいつらと意気投合したダルタニアン、正義のためなら命も投げ出す覚悟の活躍を描いた娯楽大作。ダルタニアンと三銃士は「One for All, All for One」を合言葉に固く絆が結ばれております。これまで何度も映画化されてて、わたくしは、ダルタニアンをマイケル・ヨークが演った1978年ものが大好きでした。そして『三銃士』の後日譚ともいえるのが『仮面の男』(原作『鉄仮面』)であります。三銃士はすでに初老のころとなり引退してるんですが、ダルタニアンは彼らより若くまだまだ現役。王の側近として任務遂行、銃士隊の隊長キャプテンで、兵士たちから尊敬されてる“最高の男”であります。よくぞまぁ、あの田舎もんダルタニアンが、よくぞここまで洗練されたこと! あ、ちと混同しちまいました、別映画だってのに。 ダルタニアンを演ったガブリエル・バーンが好きというより、ガブリエル・バーンが演じたダルタニアンが好き。というべきかもね。ゆうべ眠れずにいたのは、あの御方の王に対する極上の忠誠心に引き込まれたからだと思います。それだけじゃなく、三銃士+ダルタニアンの信頼の強さ、結束力、勇気と愛、いやじつに感動モノでありました。(ちょと、仮面舞踏会の場面は室内装飾も衣装もケバくて興ざめしましたが) 最後、泣けちゃいましたよ、だって……親が子に抱く愛は世界共通だわ。それゆえ悲しい結末なのよ、、、おっと、コレ以上書いちゃうとネタバレになるからやめとこ。わたくし、忠誠つくすお話には、めちゃ弱いんです。惹かれてうなされます…。