カテゴリ:言葉の容器
年が明けるまでPCに触れないでいようと決めていたがよく考えると、フォルダーの整理やらメモ帳の整理やらいろいろアップデートする必要があるのでPCの前に座っている。作業は進まず、去りゆく2011年を考えた。 個人的にも節目の年となったが、世の中は大きな出来事が続発した年でした。3.11の東日本大地震はいつまでも幸せのままで生き続けられない事を強烈に知らされた。現地に行き突然奪われた命に黙とうを捧げることしかできなかった。 昨日、天下の秀才達が集まり頭脳日本一を決めるクイズ番組を見た。彼らのような優秀な頭脳もこの国にはたくさん要る。しかし、4、5万円の給与で働く特別公務員の名誉も顕彰できないものだろうか。彼らは消防団員だ。住民の避難を誘導しながら反対方向に走った消防団員。河口の堰を閉門しに向い命を落とした消防団員。かれらも優秀な頭脳と同様にこの国の宝だ。彼らの遺児たちだけに公費を投入できないというなら、全国から寄せられた3,000億円とも4,000億円ともいわれる義援金の一部を投入できないものだろうか。公平な分配ばかりを議論しているからいつまでたっても被災者へ届けられないでいる。 暮も押し詰まって野田佳彦首相とその一派は消費税率引き上げを決断した。年が明ければ増税反対の嵐が吹き荒れるでしょう。支持率は確実に下がり政権が吹き飛ぶかもしれない。キャスターや記者は不満ばかり申し立てそれを正義だと勘違いしている。ぼくは彼の苦渋の決断を評価します。
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