カテゴリ:言葉の容器
関東地方でも桜が開花した。久しぶりに明るい春になりそうだ。ぼくは安倍首相の政策を応援しています。成長の矢を高く遠くへ飛ばせば滞空時間は長くなり 大きな結果が期待できます。焦らず見守りたい(Yomiuri Shinbun)。 安倍首相は岸信介にさかのぼる正統右派であり、左翼の人々にとって耐えがたい政治が5,6年続く事になるのでしょう。
大陸中国は、清朝(Qing dynasty)時代にアヘン戦争などで列強に蹂躙され、遅れてきた帝国日本にまで広い地域を支配されてしまいました。民族的屈辱は熾烈で 中華をもういちど復活させたいという願望で盛り上がっています。ついに琉球列島も自分達のものだと言いだしました。 この膨張主義に左派右派や霞が関などはどう対抗するのでしょうか。正しい構図を報道しなかった左よりのメディアの罪も重いと思います。原発反対も大切な民意であり 未曾有の試練を乗り切る力がこの国に残っているでしょうか。
こんどこそ農業を強くしなければいけないと思います。それは出来ます。日本の国土は黒々としており、耕作放棄地が数年で林に戻ってしまうほど土の活力は旺盛です。私達の父や母が築いた繁栄に安住するだけの精神が問われています。進取の精神が失われればあっという間に国は衰えます。ウソではありません、わずか60年前の庶民は病気になったときだけ玉子や林檎が食べられました。魚肉ソーセージが発明されたのもこのころです。サクラは実がならないから関心を持たなかったという人がいることにさすがに驚きましたが、この国はほんとうに貧しかったのだと思います。桑を植えカイコを買い絹を輸出することで山間の農家の家計は支えられました。日本中あちらこちらで真っ黒になりながら石炭が掘られていました。時の流れでそれぞれ消えましたが、私達は『時よ待て』とは言えないのです。昨日(2013.3.16)安倍首相はTPPに参加の意向を発表しましたが、彼は農業を守るでしょう。農業を強くするでしょう。
技師(エンジニア)は政治にとことんうとい。人の欲望を調整することに興味がまったくないからだ。ぼくも技術屋なのでその心情がわからぬでもないが、それではもういけない。 経営者は売り上げが落ちる事を恐れる。利権をあげることに汲々とするが、政治に加担することはない。ロシアや中国のような発展国家では政商と呼ばれる人々が活躍しているが、この国では政治に加担して利権を独占する素地はほとんどなくなったのでしょう。国家ヴィジョンを共有してゆく経営者がこれからは伸びてゆくのでしょう。
試練を経てきた日本近代史のなかで特筆すべきは、坪内逍遥であれ、岡倉天心であれ、滝廉太郎であれ、鈴木梅太郎であれ、長岡半太郎であれ、傑出した人物を輩出してきたことです。日本近代史がいかにすさまじく疾風怒濤のごとくであったか正しく押さえておくことがこれからの羅針盤となるのでしょう。東アジアを解放したのは日本なのです。
春は未明、久しぶりにギターを弾いてみますか。そうは言ってもぼくはアルハンブラの思い出の最初の旋律しか弾けないのですけどね(^^; / お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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