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関西歌劇団の若手有志がノスタルジーというコーラスグループを結成し、歌劇団の底辺拡大を図っている。このグループには高齢者のファンが多い。往年の名曲をコーラスでよみがえらせてくれ、元気づけてくれるからだろう。往年の名曲に浸っているだけでは前進は生まれないという批判もしかりと受け止めているようにうかがえる。磨き上げた技術を現代曲や世界の大曲への挑戦だけでなく、シニアや一般聴衆への癒しにも生かしているということなのだろう。そして、ノスタルジーが同時代の負の側面も見失っていないかを問いかけているようにも思える。昔はよかったというのに加えて、その良さを支えていたものの陰に問題はなかったのかも見直し、その頃より現代が良くなるために、なにがしかの貢献をしているかどうか謙虚に考え直したい。
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Last updated
2022.10.20 00:16:06
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