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土日を使ってキャンプに行ってきた。
会社の女性に誘われたからだ。 前に誘われた時は体調が悪く断ってしまったので、今回は 金曜日のお店明けで辛いことを覚悟しつつも行くことに。 最後にキャンプに行ったのはいつのことだろう? パパリンがキャンプ好きだったので、子供の頃はよく家族で この北海道の様々なところへキャンプに出かけた。 ガールスカウトをやっていたこともあって、テントを立てたり 火をおこしたりすることには慣れている。 なのに、受験やらなんやらで行く機会を失い、短大時代には バブリー時代の延長から、自然の中で汗水流して自炊すること よりも、オシャレなコテージに宿泊することを喜びに感じて いた。 今回のキャンプが私に教えてくれたこと。 それは、片意地はらずに生まれ育ったこの土地を愛せる自分が いるのだということ。 焚き火をの炎を眺めていると、私が今まで考えすぎていたこと、 わざわざ難しく考えていたことが解けて、文字通り暖かい気持ち になった。 炎にはそんな力があるのだと思うとなんだか不思議な気分がする。 私は子供の頃から、なんとなくこの北海道が好きではなかった。 私は生まれた土地を間違えていると信じていたし、事実東京に 出た時にはほっとしたのだ。 たぶん今でも、東京で暮らすことになれば、それなりに楽しい だろうと思う。 別れた旦那と結婚した時には、あちらに骨をうずめることを 信じて疑わなかったくらいだから。 でも私は、今とても自然にこの土地を愛している。 水が合うようにしっくりとしている。 札幌に帰ってきたときの悔しさ。悲しさ。もどかしさ。焦燥感。 そんなものに支えられてがむしゃらに働いてきたけれど 今私は本当に私のために働いている。 こんな風に思えるようになったのは、年をとったせいなのかも しれない。保守的な考えかたをするようになったせいなのかも しれない。 いや、違うな。 小さな山をわたしなりに越えたような気がする。 これから先、私はどんな考え方・感じ方をし、どんな人になって ゆくのかわからない。 ただ今確実に言えることは、3年かけて、今、私は幸せです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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