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テーマ:ワイン大好き!(30536)
カテゴリ:ワイン会
今月の当店主催のワイン会で目玉ワインとして
「コシュデュリ・ムルソー2004」を開けました。 比較して飲みたかったので ジャン・マルク・ブロカールのシャブリ2005と比べながら飲みました。 コシュデュリの方は前日の夜に抜栓。 今飲むにはまだ若いだろうなあと思いながら、グラスへと注ぎました。 色合いは輝きのある淡い麦わら色。 鼻を近づけますと、はちみつやバター、トーストのような香。 少し薬草っぽいハーブ香も。 時間が経つにつれ、力強いナッツや焦がしたアーモンドのような香。 このアーモンド香は時間が経つにつれさらに強まって来ました。 味わいの方はアタックから豊かな果実味と酸味の印象的なボディ。 ムルソーならではの、まろやかさはまだ開いておらず、 喉に流れていく中で果実味だけでなく、複雑味、オイリーさが このワインのポテンシャルの中にまだ隠れているのが少しだけ垣間見える程度。 余韻もかなり長めの果実のフレーバーが中心でした。 もともと、コシュデュリのムルソーは丘の上部に位置するナルヴォーを中心とした ものらしく、斜面上部畑からとれるワイン特有の 酸味がやや高めの味わいになるようなのですが、このワインもムルソーの中では 酸味の際立った印象でした。もちろんそれは、まだ若いせいもあるし 2004年という酸味のやや強めの年の影響でもあると思われます。 少し時間を置いてグラスに数十ミリ残っているムルソーをスワリング。 すごいインテンシブなアーモンドの香! そしてムルソーらしいまろやかなトロミや複雑味が現れだしました。 最初に感じた果実味がまろやかでオイリーなニュアンスに変化していきました。 今回はワイナート式に100点満点で採点もしました。自己採点で93点! もう一度あと5年は寝かせてから飲んでみたいワインです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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