ブラインドワインティスティング会
阪神地区の知り合いとワインを持ち寄ってブラインドでワインを利く勉強会。2回目です。秋口に試験やコンクールをひかえて、スキルアップの為に始めました。 ちなみに3回目は9月27日13時半西宮北口で開催予定です。(^o^)丿ご興味のある方、参加者募集中です!まずは白2本。わたしが持参したものですが。 色合いはややふちがグリーンがかったクリアな麦わら色。粘性は特になし。色の薄さや縁がグリーンがかったところから若いワインと想像できます。香:フレッシュな木成り果実を思わせるフルーティーなアロマ、リンゴとか少し梨っぽさライムのような香に少しだけセメダインのような化学的なニュアンスも。バリック(木樽)などは使わず温度管理のしやすいステンレスタンクで醸造した印象が。味わい:華やかな香の割にはドライな無機質な味わい。余韻に少しふくよかなアルコール味。「ドイツっぽい品種だけど余韻の厚みがドイツじゃないなあ」との声も。冷涼な産地を思わせる酸味も若干ありますが、ほかのエキス分の味わいがより強く主張してるので酸が突出した感じではない。「ドイツではないな。」「ピノグリかなあるいは良くできたミュスカデ?」 などと意見が出ました。こたえはこちらプリマテッラ・ピノグリジオ・デレ・ヴェネツィア2008たまたまうちのお店に営業さんがこのワインをお勧めに来てて、味見もしたかったのでおまけでもってきた1本でした。値段も1180円と安く味わいのバランスも取れて美味しいワインでした。ラベルもかわいいです。グラサンかけたお魚が日光浴!続いて2本目。色:1本目よりもやや濃い目。淡いストローイエロー。粘性もやや感じます。少し年数の経ったワインかな?はたまた程よく呼吸が出来る木樽で熟成したもの?香:最初に来るのが木質的なニュアンス。いわゆる樽香です。白い花やリンゴっぽい華奢な香も。やはり木樽で熟成させたワインだろう。味:アタックはまろやかさもありながらすぐに輪郭のはっきりした酸味が。全体的にバランスも取れて余韻もやや長め。このワイン飲むのは2回目なのですが前回はも少しフルーティさも感じたような気もしましたが今回は少しだけ熟成が進んだのかドライな印象が強かったです。これは樽で熟成させたシャルドネだと皆さん正解。「ブルゴーニュのボーヌのあたりかな?」「いくらぐらいと思います?」と聞くと「4~6000円ぐらいかな?」正解はこちらでした。ルイジャド・ブルゴーニュ・シャルドネ2007 150周年記念ボトル 値段はなんと2680円。でも150周年記念ボトルということで中身は奮発しています。使われている葡萄はクーヴァン・デ・ジャコヴァンをベースになんとシャサーニュ・モンラッシェ1級畑、ボーヌ1級畑、サントーバン、サヴィニ・レ・ボーヌが使われているという贅沢な原料葡萄を15ヶ月熟成させたものでした。続いて赤ワインはまた次回に!