フランスワインに洋風家庭料理を合わす。
今回の当店主催のワイン会のテーマです。「フランスワインに洋風家庭料理を合わす。」今回のテーマのわけは、フランス食品振興会(ソペクサ)からの指令で我々コンセイエに「フランスワインをテーマにしたセミナーを開催せよ」とのファックスが流れてきたことからでした。当会メンバーきっての、料理の達人主婦にお願いして、洋風家庭料理を3品ほど作っていただきました。「釜揚げシラスのオイル煮」「アサリのパエリア」「鶏レバーの煮込み」です。フランスワインでなくても良く合いそうなものですが、そこはフランスワイン振興会の協賛ということもあり、レパートリーの多彩なフランス各地からワインをチョイス。1品目の「釜揚げシラスのオイル煮」にはこの2本を。「シュールダルク・トックエクロシェ・クレマン」「ザビエル・ワイスコップ・モンルイ・キュヴェ・トゥーシェ・ミテーヌ」調味料のオイルに合わせてまったり系のシュナンブランと、逆のスッキリ系のクレマンを合わせてみました。クレマンはオイルでしっとりした口中をさっぱりさせてくれ、モンルイのほうはしっとりした口中に、まろやかでフルーティなフレーバーを残してくれました。どちらも上々の相性でした。