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テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:Jazz
シカゴ派テナー、チコ・フリーマン全盛期の頃のリーダー作。1984年録音。彼の全作品中でもベスト5には入れたい秀作である。
長くロフト界で活躍してきたが、『ヤング・ライオンズ』などで注目され、そろそろメジャーレーベルにも録音しようか、という頃のもので、なかなか豪華なメンツが魅力。 曲ではスタンダードの2や5より、何といってもラストの「Amor Sona Dor」である。ちょっぴりラテン風の憂愁を帯びたメロディも素晴らしいが、メンバーの演奏がこれまた凄い。見事なバックをつけるピアノのカークランドや、かつての親分マクビーの渋いベースも良いが、やはりエルビンである。本作では大技こそ見せないが、次々に繰り出す小技が冴え、またその一つ一つが見事に決まる。エルビン自身はこの時約60歳。全盛期から20年近く経ったが、まだこの後20年も活躍したのである。あと忘れちゃいけない、かつての同僚パーセルも好サポート。 1.The Pied Piper 2.The Rose Tatoo 3.Blues on the Bottom 4.Monk2000 5.Softy, As in a Morning Sunrise 6.Amor Sona Dor 音量にご注意ください Chico Freeman (ts,ss,as,bcl,fl) John Purcell (as,brs,fl,pic,ob) Kenny Kirkland ,Mark Thompson (p) Cecil McBee (b) Elvin Jones (ds) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 19, 2007 10:19:27 PM
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