表面・界面分析法とスペクトル解析【技術セミナー】
量子化学の本質、分光機器の原理を理解し、量子化学を用いて各分光(IR, NMR, XPS,MS・SIMS)スペクトルの解析が行えることを目的とする! ◆講座名:表面・界面分析法とスペクトル解析~実測スペクトルとシミュレーションから何が分かるか?~ ◆セミナー概要:【セミナー番号】100117 【講師】東京理科大学 総合研究機構 界面科学研究センター 客員教授 工学博士 遠藤 一央 氏 【専門】量子化学、磁気共鳴、表面科学 【会場】TIME24ビル 2F 会議室C 【東京・江東区】 【日時】平成22年1月27日(水) 10:30-16:30 【定員】30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。 【聴講料】1名につき49,980円(税込、昼食、資料付き) ※同一法人より複数名でのお申し込みの場合、1名につき10,500円割引いたします。 ※大学生、教員のご参加は、1名に付き受講料10,500円です。 (ただし、企業に在籍されている研究員の方は除きます。) ◆講座の内容:【講座趣旨】 官民の若い分析・解析に携わる研究技術者を対象、この講習会では量子化学の本質、分光機器の原理を理解し、量子化学を用いて各分光(IR, NMR, XPS,MS・SIMS)スペクトルの解析が行えることを目的とする。 【プログラム】1.スペクトル解析の為の量子化学 1-1 スペクトルと量子論 1-2 分子軌道法(MO)とその描像 1-3 スペクトル解析の為のMO基本定理 1-4 スペクトルのエネルギーと強度2.赤外スペクトル解析 2-1 分子の振動と回転の量子論 2-2 分子の振動・回転準位と赤外スペクトル解析 2-3 スペクトルのエネルギーと強度の計算3.NMRスペクトル解析 3-1 NMRの原理 3-2核スピンのエネルギー準位、化学シフト、核スピン結合定数 3-3 化学シフトの計算と実測値 3-4 固体NMR測定の現状 3-5 MRIについて4.XPSのスペクトル解析 4-1 XPSの原理 4-2 XPS, XES, AESスペクトルのエネルギーと強度の計算 4-3 XPS, XES, AESスペクトルの解析例5.MS・SIMSのスペクトル解析 5-1 SIMSの原理 5-2質量スペクトルの予測法1(MO計算) 5-3 質量スペクトルの予測法2(MO及びMD計算) 5-4 高分子の質量スペクトルの解析例(質疑応答)