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テーマ:障害児の親として(1428)
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昨日は秋晴れ。
私はのんきに9時半過ぎに起きた。 よし、優雅に掃除をして、アカチャンホンポに行って、面会でも行くかぁ~と思ってた私に、パパが 「A城山に紅葉を見に行きたい!(^O^)」 と意気揚々と言った。 「えっ・・・」 内心めんどくさいなあと思った。別に紅葉なんて見たい気分じゃないし、時間もないじゃん。 気乗りしない私にパパは 「じゃあ、いいよ。やめよう」 って悲しそうにいうから、しょうがないしぶしぶ承知した。 速攻で朝食を作り、掃除をし、12時過ぎにアカチャンホンポへ。そこで、ベッドメリーを買った。看護師さんがつけてもいいですよと言ってくれたのだ。 アカチャンホンポには赤ちゃんや子供がいっぱい!非常に微妙な心境になる。 ブランドづくしでファッションセンスが超悪いママがいて、ケッと思った。 だってほんとにセンスが悪いんだもん。 その後に山へ。頂上は葉も散り禿山になってたが、途中は丁度紅葉で綺麗だった。 去年の今頃もここに来たなあ・・・。1年って早い。 とパパが言った。 そう、丁度1年前、力斗が生まれてから傷心だった私とパパは、気分転換にここにきた。 神社があるので、おみくじをひいたら、なんと「凶」!!! くそったれと思い、こんなのはポイよと神社にくくりつけて帰ってきた。 日は変わって今日、力斗は珍しく穏やかだった。 体調がいい日はこんなにも顔が違うものかとびっくりした。 もう超ラブリ~でさらっていきたいくらいかわいい! ああ、これが本来の力斗君なのね、と思うとうれしくなった♪ 痰が増えることもなく、本当に穏やか。 看護師さんに聞いたら、今日は昼間から穏やかで、サチュレーションが下がったのは1回だけだったそうだ。 ほっとした。 面会に行くまで、今日は大丈夫だろうか、今日は大丈夫だろうかと思いながら言ってるので、行くまでに神経が磨り減ってしまう。 でも今日は本当に穏やかでよかった。 先生が来たので、色々と質問をしてみた。 「目が左右に振れるんですが、これはなんでですか?」 「私と目を合わせようとしないんですがなんでですか?」 眼科医でもない先生(心臓専門)は戸惑って、「今度眼科の先生に聞いてみます」と言った。 「知能は大丈夫ですか?知的障害とか・・・」と聞いたら、 「今は命の確保をするので精一杯で、まだそこまでわかりません。チャージなので、普通の子よりは遅れてるかもしれません。どのくらいの程度だかというのはわかりません。 ここではリハビリもできます。この県では、ここが一番色々と揃ってます。全部じゃないですが」 「そうすると、一度退院して、通院と言う形ですか?」 「そうですね」 そんな会話が交わされた後、ふと力斗を触ってみた。 命の確保・・・ 命の塊。 ここにいるのは命の塊。 一生懸命生きてる命の塊。 現代の医学じゃなかったら、もしかしたらこの世にいなかったかもしれなかった、命の塊。 どんなにたくさん疾患があろうとも障害があろうとも、一生懸命生きてる命。 頭から、「命の塊」という言葉が離れない。 病院を出た時に、ぽろっと涙がでた。 そして帰りの車の中でずっと泣いた。 国道を走りながら、ネオンがまぶしく感じる。 いつもよりも光って見えた。 生きてるって素晴らしいことだな。 自分も命の塊。 自分が生きてることがすごい事に思えてきた。 ちょっとセンチメンタルになってしまった秋の夜でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
ホント、精一杯生きているりきとくんのこれからを色々心配してしまうよね。
命の塊であるのはどの子も、そして自分も同じ。 自殺や殺人なんて話を耳にするたびに、命を大切にすることもっと考えて欲しいと思ってしまいます。 私、一人暮らしをしていたとき、明日の朝目が覚めないんじゃないかとか結構変なことを考えている時期がありました。 別に病気をしていたわけでも、死にたかったわけでもないんだけど、死がとても怖かった。 なんだか、そんな日々を思い出しました。 (2004年11月08日 21時37分44秒)
りきとくん、ベッドメリーは、気に入ったかな?^^
少しかわいらしいベットに変身だね。 よかったね。 命って重いよね。 いろんな命があるけれど、みんなどれも重いよね。 どれ一つ無駄なものがあるわけじゃなく、みんな精一杯生きている。 りきとくんも。うちの子供たちも・・・。 大切にしなきゃいけないね。 (2004年11月09日 16時54分14秒)
>自殺や殺人なんて話を耳にするたびに、命を大切にすることもっと考えて欲しいと思ってしまいます。
ほんとですよね。 生きてるって、すごいことなのに。 > >私、一人暮らしをしていたとき、明日の朝目が覚めないんじゃないかとか結構変なことを考えている時期がありました。 >別に病気をしていたわけでも、死にたかったわけでもないんだけど、死がとても怖かった。 >なんだか、そんな日々を思い出しました。 へぇ~、なんだか哲学的! 若い時って、そういう類のことを考えてしまう時ってありますよね。 私は自分が死ぬとかいうのは考えたことないんですけど、身内(母とか)が死ぬって想定して、勝手に悲しくなってきちゃうとかそういうのはありました(笑)。子供の頃です。 (2004年11月09日 22時04分49秒)
ベットメリーは力斗は気づいてるのかどうだかわからないんだけど、看護師さんに好評です(笑)
>命って重いよね。 >いろんな命があるけれど、みんなどれも重いよね。 >どれ一つ無駄なものがあるわけじゃなく、みんな精一杯生きている。 >りきとくんも。うちの子供たちも・・・。 >大切にしなきゃいけないね。 うん。 障害があったりしたら、生きてる価値がないって言う人が世の中にはいるんです。 でも、そんなことない・・・。 皆同じ命を持っている。 昨日はそれを心から実感しました。 力斗は色々なとこが悪くって、人と違う部分もたくさんある。 でも一生懸命生きてるんだなー、って。「命」ってこういうことなのかなって。 それだけですっごく価値があるじゃんって。 障害児の母として、一歩前進かな? (2004年11月09日 22時10分09秒) |