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カテゴリ:オランダ暮らしの中で。その2
みなさま こんにちわん。 少しぬるめの 秋の週明け。 暗いけど、ま、こんなもんか、という感じです。 さて、 今週もオットは日本です。 シバイーヌのゆきさんは、毎日 夕方になると 窓辺に行って外を見つめ 耳を立てて(もともと立っているけれど) 外からの気配の全てに集中しています。 こんな感じ。 たぶん、 散歩のおじさん(=オット)が帰ってくるのを待っているものと思われ。 散歩もご飯も 常はわたしがさせて頂いており、 オットは、 朝の短い散歩と週末の長距離散歩をしているだけなのに ゆきは、オットが好き。 抱っこされるのも好き。 なんだかなー。 それにしても、犬というのは、 人間が思うほど 物事を深く考えない動物で たとえば、 飼い主がそこから居なくなったら「そこに居ない」という現実だけをとらえて なぜ居なくなったのか? とか いつ帰ってくるのか? とか 今頃どうしているのだろう? とか そういうことは考えないのだ。と 何かで読んだことがあります。 そして、帰ってきたならば どこに行っていたのだ? とか どうして居なかったのか? とか おみやげは? とか 何食べてきたん? とか そこらへんの人間のような思いは抱かず、 ただ 知っている人がまた自分のそばに居る。という現実だけを認識して 喜んだり、悲しんだりするのだということです。 でも、 ゆきのように、毎晩 窓辺に座って切なげに外を観る姿をみると はたして犬は、そんな単純なものだろうか?と 思えてなりません。 明らかに「待ちこがれている」様子。 人間のオンナ(=たとえば私)がそんな事を毎晩やると ちょっとオカシイんとちゃいますか?という感じだけれど 犬がやると 健気で切ない。 結構、犬は もう少し深いところをワカッテいるのじゃないか、と思う自分です。 でも、人間と犬とは やっぱり違うので、 人間が嬉しいこと=犬も嬉しいとは限らないし 人間が嫌なこと=犬も嫌とは限らない と そこのところは、ヨック考えてあげないといけないなと 思ったりします。 A dog is a dog, and a dog is 'happy' to be a dog. A dog wants to be *with* a human, but the dog doesn't want to *be* a human. 犬好きのイギリス人の友人がひょんな機会でくれたメッセージ。 犬は犬。それ以上でもそれ以下でもない。 ただ犬としていることが幸せ。 犬は人間と一緒にいたいだけで、「人間になりたいわけではない」。 とまあ、こんな意味か。 そうなんだなあ。まったく。ええこと言うやん。と思いました。 てなわけで。 いつもありがとう。 人気ブログランキングへ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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