ひえとり報告書

昨日はすっごく寒かったですね！
久しぶりに行った実家は隙間風で足元がとても冷えるのです。
すっかり冷え切って帰ってきました。


先日、半年振りに大学病院の外来を受診してきました。
私は昨年度脊椎カリエスといって骨に結核菌が入り込んで骨をとかしてしまう。
という病気で２ヶ月入院していたのです。
一年近く抗結核薬を飲んでいました。
そして、今は経過観察中といった具合です。

入院中は脊椎の神経まで菌による膿で圧迫されていたので歩行困難、足の痺れ、感覚がにぶくなる。などいろいろな症状がありました。
２ヶ月間子供と離れるのは本当につらかったです。
結核菌が発見される前はなにか腫瘍があるみたいだ。骨のがんか血液のがんの疑い。
ということでがんセンターに検査入院。精検手術、そして結核菌発見。と生きた心地のしない時期を過ごしたこともありました。

検査手術で結局いいほうにころんだね。と担当の先生に言われたときははたからみればかなり深刻な状況だったけれどガッツポーズでした。
きっとがんだったら先の見えないくらいにたくさんの量の結核菌による膿でしたから。
私はついている。人生に起こることはすべていいこと。どんなに悪いと思うことでも嫌なことでも死んでしまったら何も感じないんだもんなぁ。
つらい、くるしい、さみしい、うれしい、たのしい、すべての感情が生きている。という事なんだ。と実感しました。
いままでの人生で何が悪かったんだろう。と病気の原因を探ろうしたけれどわかりません。
これから先闘病生活でもぜったい弱音ははかない。と心に決めました。
とはいえ薬を飲んで菌がいなくなるのを待つ、ということだったのでつらい思いはしていません。

そんなことがあり、結核薬の内服が終わってからであったひえとり。
３月の寒い時期にさむいさむい。と震える私に園のママ友達が教えてくれたのです。
進藤先生の書いた本の中のいろいろな言葉、特に精神面のことが思っていたこととリンクしていたのですんなり取り入れることができました。
そして暇な時に何度も読み返しています。

足元が暖かい幸せ。いろんなことがあるけれど家事が普通にできて子供や主人と普通に生活できる幸せを毎日感じます。今自分のすべきことをする。

そして、あんなに大変な思いをした病気のことも忘れはしないけれど薄れていくのですね。
病院にいって、待ち時間にいろいろ思い出し、考え、初診に戻りました。
すべてに感謝です。

検査結果は良好。また半年後に今度はMRIの検査です。

すこし重たい日記になってしまいました。
もうすぐ本格的な冬ですね。
うさぎの会で注文した毛の商品の到着が待ち遠しいです。