りみＣＡＲ－ＳＴＹＬＥ～クルマと映画と男と女？

『クラッシュ』という作品は、何作品か存在しておりますが、今回鑑賞したのは、Ｊ・Ｇ・バラード原作、デヴィッド・クローネンバーグ監督作品(1996年)です。

　クラッシュ 《ヘア解禁ニューマスター版》(DVD)

この作品、映倫さんに成人映画と認定されたそうですが(笑)、それなりの描写がかなり含まれております。
第49回カンヌ国際映画祭・審査員特別賞、という肩書きのつくこの作品、審査員の間でも賛否両論だったそうな(笑)。
たしかにね…(^^;

簡単なあらすじは、“自動車の衝突で性的興奮を覚える人々を描いたストーリー”なのですが、この作品について考えると、ものすごく深いものがあるように感じます。

そりゃあ、もう、各種科学レベルですよ(笑)！

テレビなんかで時々流れる、自動車のレースのクラッシュ映像。
スピード ＋ 衝突で発生するエネルギー ＝ エクスタシー
という、今私が勝手に作った(笑)仮定に当てはめてみると、この作品の内容は単なるエロさだけではない、と思えるかも…。

ちなみに、この作品には、初代(ユーノス)ロードスター、初代トヨタ・スプリンターカリブ(！)が登場してます。
ロードスター好きな私には、このキュートなオープンカーが煽り倒されるシーンが、ヒジョーに心痛みました…(/-;)
　

↓そして、こちらが原作！
　クラッシュ

意外と古い作品であるのに、しかもＳＦなのに、ちょっとビックリ(笑)！