2008/06/30(月)21:28
『クラッシュ(Crash)』
昨日に引き続き、また『クラッシュ』ですが、私のDVD鑑賞パターンをご存知の方でしたら、お気づきかと思います(笑)。
こちらはポール・ハギス監督による、第78回アカデミー賞(作品賞・脚本賞・編集賞)受賞作品です (^-^)b
クラッシュ
冒頭に“街中では人とすれ違い、体がぶつかったり触れ合ったりするけれど、ロスじゃ触れ合いはない。みんなクルマの中に隠れてる。でも、みんな触れ合って、何かを感じたい”といったコトバ(たしかこんな感じだったと思うケド(^^;)が出てくるのが印象的。
私は、このコトバに、この作品の全てが凝縮されているように感じました。
私がここんとこ気に入っていて、よく使う言葉に“Fortune on my side”というのがありますが(笑)、観終わった後にこの言葉が思い浮かびました。
この作品中に描かれている“触れ合って感じるコト”は、“Fortune's wheel”とよく似ていると思う。
うまく噛み合っていれば、全てうまく進んでいくのに、ちょっとでも歯車が欠けたり、傷ついたりすれば、そこから少しずつ、どんどん、噛み合わなくなっていってしまう…
もしかすると、誰もが持っている“透明のマント”を使えば、世界中の人々が分かり合えるようになるのかもしれない。
そんな日が、いつかは来るのかな…?