ロンドン日常編(旧ドイツいろいろ編)

2008/02/23(土)07:01

ノーベル賞

独り言(69)

まだ外が薄暗い朝の6時、クリスチャンは研究発表のためローマに飛び立っていきました。ローマの休日ならず、ローマの研究発表会(長い) さて、今回はノーベル賞受賞者も参加するということで、研究所全体気合が入っています。しかもクリスチャンは、研究所を代表してプレゼンテーションするという大役を得たのですが、3人の受賞者が見に来るということで、教授も、パワーポイントで作った資料の一ミリの誤差をも訂正させるほど厳しくチェックが入ったそうです。 昨日は資料を仕上げて満足げに、HPをチェックしながら見てみてと言ってきました。そのHPには3人のおじさんの画像が・・・私が「誰そのハゲおやじ?」と聞くと、恐れ多くもそのハゲおやじおじさんたちは、クリスチャンのプレゼンを見に来るノーベル賞受賞者たちでした。 これまでにも、2人の受賞者と個人的に会ったことのあるクリスチャンですが、一人はおばあちゃんのおうちの隣の家の家族に受賞者がいて、話を聞きに行ったことがあります。そしてもう一人は日本人の受賞者と、日本の研究所時代に会ったことがありました。 この受賞者の方、クリスチャンならびに大勢の外国人研究者たちに「日本語を覚えたかったら日本人の彼女を作れば、早く覚えられるよ」とアドバイス(?)したそうですが、偉い先生でもいうことは、そのへんのおっさんと変わらないのねぇ・・・と思ったことがあります。 ところでノーベル賞の受賞者で若い人は珍しいと思うのですが、私はノーベル新人賞みたいなのがあってもいいと思うのですがどうでしょう?35歳以下を対象にした、この新しいノーベル新人賞、これからの人々に授与します。(誰が?) というのも、若いうちに賞を取ることができれば、ご両親も健在のうちにノーベル賞受賞者の親としてとても光栄だと思います。親に晴れ姿を見せてあげられるように、若い人を対象にした新人賞というのがあってもいいんじゃないかしら・・・? というわけで、受賞を夢見て頑張るクリスチャン(うそ)発表会のために選んだシャツはH&M。昨日は張り切ってアイロンをかけていました。でもせっかくの晴れ舞台なのに、もうちょっと良いシャツはなかったのかなぁ・・・

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