マナビノトナリ〜ハチノジ日報２〜

[考えごといろいろ] カテゴリの記事

全28件 (28件中 1-28件目)

1

• 今年の一文字は「美」でした

  わたしが年頭に決めた今年の一文字は「美」でした。「あたし、美魔女になる（ゴオオオオっ！）」、って方じゃなく、「美しいものをたくさん見る」ということをテーマにもってすごそう、と決めたんでした。 というわけで、今年心に残った美しいものを挙げてみます。  ・グルダのピアノソナタ・駒場野公園とcafeBUNDAN ・ペルセウス座流星群・ピカソの動物スケッチ・河野裕子の短歌・北川隆司鉱物コレクション  それから、美しい人にたくさん会えたこと。 会うと必ずふざけてしまうので、いつものように軽口をたたいてたけどほんとは泣きたかった時、「どうした？」って聞いてくれた人。  根気のないわたしが「別にいいんじゃーん？」って投げ出そうとしていたことについて、憤りながらも相手や自分自身に問いかけることをやめてなかった人たち。 人の心の美しさにたくさん触れ、救われることの多い一年でした。

  2013年12月27日

  コメント(0)

• 自分ごとにする？しない？

  うまくいかないなーって思った時って原因は相手じゃないんだな、ということを実感しています。以前関わっていた場でうまく行かなくて、「自分であること」がどんどん損なわれて行くのを止めることができず、それに耐えきれず、その場を去りました。 「ここなら大丈夫」と思って新しい場に入ったけれど、今またあの時と同じテーマが出てきています。なぜかといえば、主体であるわたし自身は、やっぱそんなに変わってないから。 「この場ではやっていけない」も「ここは大丈夫」 も、問題をいつのまにか相手の手に譲りわたしちゃってるっていう点では同じことなんだなあ。 問題をとく鍵は、問題を感じている側にある。わたしはそれに取り組んでもいいし、取り組まなくてもいい。さあどうすっかなー

  2013年12月20日

  コメント(0)

• ★「モンゴル野球青春記」★

  先日、「モンゴル野球青春記」を見てきました。映画では、「野球」が認知度の低いスポーツとして描かれます。日本でのイメージとは雲泥の差です。まずそこが面白かった。入ってきてから歴史も浅く、メジャーとは言いがたい「新しい文化」である野球に対して、モンゴルの人々の反応は様々です。 チャレンジを決めたものの、なかなか「自分のもの」にできずにもがく人。希望を見つけて、こつこつと歩んでいく人。チャレンジしている人の傍らで、誠実に応援しつづける人。なかには、利用できるところだけ利用して、本質的な理解をしようとしない人も。新しく入ってきたもの、自分が知らなかったもの、世間的な評価の定まらないものに対してどういう態度を取るか、って、なんというか「ひとりの大人として問われる」部分だな、と思いました。そんなことを感じたのは、映画のなかに、たくさんの青少年が出てきてたからかもしれない。世間的に評価が定まってから乗っかるのか、自分のセンスでジャッジしていくのか。「子どもは大人の背中をみて育つ」ってよくいうけど、それはたとえばこういう場面なんだ、と思います。

  2013年07月10日

  コメント(0)

• わたしはそれをする人なのかな

  今の自分とかちょっと未来の自分について悶々とし続ける頭の中を整理したいと思い、高橋ライチさんの個人セッションを受けてきました。 「教育」が自分のフィールドだと思い、これまでやってきた私ですが、このところ、そこがぐらついている、というか、「やりたいんだけど、すごくやりたいんだけど、結局のところ、向いていないのでは…」という思いにふさがれることも。 セッションの中で、「向いていないかもしれないけどやりたい」のか、それとも「上手くできなくてくやしいからやりたい」のか、という問いが生まれました。 絵描きは自分の絵がうまいからとかへただからとかに関わらず、絵を描いてしまう。売れるか売れないかということにも関わらず。（この「売れるかどうか」「食えるかどうか」というのが便利な尺度として流通しすぎていることへの懸念は、またいつか改めて書きたいと思っています） わたしにとって、「教育」は、絵描きが絵を描くように、そこに子どもがいれば、どうしても取り組んでしまうものなのか？それとも、黒板とチョークがある場所に限定されてないとダメなのか？ しばらく観察してみたいと思います。教育には価値がある。面白さも魅力もある。そのことは、痛感している。でも、わたしはそれをする人なのかな。頼まれなくてもひとりでにしてしまうくらいに。

  2013年03月25日

  コメント(0)

• 師走に入りましたね。

  師走に入りましたね。…って何を悠長なことを言っているのか、というハナシですね。前回の更新からもう３カ月。これから先、きっとずっと忘れないだろう、というようなことが、立て続けに起こった日々でした。そして今、自分がここ５年くらい考え、行動し、積み上げてきたことを一度リセットする必要に迫られています。「子どもの育ちを支えたい（学習面で。主に日本語の力の育成を通して）」という、一番根っこのところは、変わらないです。でも、それ以外のところは、ガラッと変化することになりそうです。というかしつつあります。今は整理と再構築と…休養の時期。でも、こういう時だからこそ、言葉を発することから降りないでいきたい、と思っています。

  2012年12月03日

  コメント(2)

• 「がんばる」のからくりに触れる～ハナジョブ×マドレの大井戸端会議に参加して～

  ふたつまえの日記に 「続かなかったらかなりだっさいわ～」と書きましたが…はい、かなり、だっさいわー。４カ月ぶりのブログ更新です。その間に転職をし、４月から都内の小学校で勤務しております。教師の仕事って、なんだかんだ発信が仕事です。伝えたいことを端的にまとめ、分かりやすく（面白く）伝える。教師としての、大事なスキルです。でも、ブラッシュアップの場って、あるようでなかなかない。そこで、またしても「ブログ解凍」という禁断のドアを開けることにしました。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊さてさて、先日「ハナジョブ×マドレの大井戸端会議」に参加してきました。まず、面白かったのが「フィッシュボール（金魚鉢）」という交流のスタイルです。はじめに、参加者がひとつの大きな輪を作って座り（金魚鉢のイメージ）、４人の「金魚さん」が、輪の内側に入ります。「金魚さん」はテーマに関するそれぞれの思いを語り、あとの参加者はそれに耳を傾けます。その後、発言したい人が「金魚さん」として輪の内側に加わったり、交代したりしながら発言していきます。パネルディスカッションだと「ご高説拝聴」になってしまいがちですし、かといえほんとに井戸端会議だと、相手の話もそこそこに自分の話で頭がいっぱいになりがち（笑）。でも、この形式はその中間！相手の発言にしっかり耳を傾けられるし、それを自分の問題として考えられるようなしかけになっていました。気になるテーマですが、今回は「企業人女性」「ワーキングマザー」「女子大生」３分の１くらいずつの参加者構成だったらしく、前半は、ワーキングマザーの処遇に悩む人事担当のかたのお話を中心に、後半は、結婚後のパートナーシップに不安を抱く女子大生のお話を中心に進みました。（後半のパートでは、わたしも「金魚さん」になって少し発言させてもらいました～）今回印象に残ったのは前半パートの「人事担当のかたの話」。パートナーともども公務員畑を歩んでいる私には若干縁遠いテーマでしたが、フィッシュボール形式のたまものか（笑）、我がことのように驚いたり、憤ったり、胃が痛くなったり…「これでいいのか日本の（大）会社は！」と考えさせられました。「ワーキングマザー」とその他の従業員、とか、「労」と「使」とか、そんな対立が不毛なことは、みんな感じているんですよねーできることなら歩み寄りたい、でもその一歩が分からない。今回も、胃が痛そ～うになってるワーキングマザーたちの表情を察してらしたのか、「ここに集まっているのはがんばっている人たちだから…」という発言があったのですが…そこにも、「ん？」と引っかかった私（スミマセン！）。「がんばる」という言葉の意味について、しばし考えてしまいました。そもそも会社で「がんばる」ってどういうこと？結果を出すことか？長時間はたらくことか？それとも福利厚生を使わず、恐縮しながら使うことか（笑）？でも、疲れた心身で、良い仕事はできないですよね。あ、自戒ですが、自戒なんですが、でも。本来、生き生きとした人間の能力（コミュニケーション力とか創造性とか）で勝負していけばいいことを、長時間労働とか個人の忍耐力でカバーしようとする発想は、もう、ほんとに、この辺にしといたほうがいいと、わたしは思います。たとえるなら、「漢字１００回書き」をみんなでやってる感じ？覚えないでしょう～、あれ。

  2012年05月22日

  コメント(2)

• 今年の漢字は【積】

  書き初めをしました。今年の漢字はズバリ「積」日々の思いや、学びの軌跡を着実に積み上げていきたい、と思い、この字を選びました。瞬発力や勢いには自信がありますが、着実、堅実、継続…がかなり苦手な私。瞬発力を武器にあれこれ挑戦していたら、時間をかけて取り組みたいものが見つかった。去年はそういう年だったと思います。だから今年は、実績を積み上げていくことに目を向けていきたい。発信もしていきたいな、ということで手始めにこの、凍結されていたブログを再開しようかと！続かなかったらかなりだっさいわー…などという逡巡も若干ありつつ、再び、日々のあれこれをつづっていこうかと思っています。

  2012年01月04日

  コメント(0)

• 自分で選んでる

  ３歳＆６か月の息子たちを見ていてふと思ったのですが、…奴ら、ほとんど何も自分では選べない！！ 何を食べるか、何を着るか、今日一日をどう過ごすか、ほとんど大人（というかかーちゃん）に決められてしまっている……子どもって、あんまり自由じゃないんだなあ～、と。６カ月の息子に至っては、歩けないから居場所すら選べない訳ですよ。 そう考えてたら、大人になるっていうことは、自分で選べることが増える過程なのだと思えてきました。もちろん選択には責任がついてきますけど、それでも大人は子どもに比べて圧倒的に自由、なはず。 だからこそ、自分で選ぶ人生を送りたい。誰かのせいとか、環境のせい、みたいなことを（できるだけ）言わないで生きていきたいなあ…。

  2011年06月02日

  コメント(0)

• 夜更けの作業

  珍しく夜更けに作業。何をしているかというと、ご近所さんの産褥ヘルプのためのシフト表作成。友人の温かい手に支えられて過ごした産褥期。ぜひぜひ、次の人へとバトンタッチしていきたい！「自分」が一人で頑張って、「自分ち」だけ安泰ならば、…ではやっていけない世の中に、ますますなっていくと思う。子どもはみんなで育てあう、親としてもみんなで育ちあう…産後って、そんな「育ちかた」の導入期でも、あるんじゃないかな～。

  2011年04月04日

  コメント(0)

• 学校でできるはずのこと

  今回の地震に直接関係することで、自分がこれからできることって何だろう…といろいろ考えていたんだけれど、仕事で言ったらまずこれだろう、と思ったこと。学校で、情報リテラシーについて真剣に扱う。わたし自身、この地震の後、初めてチェーンメールというものを受け取り、繰り返される津波の映像に体調がおかしくなり、そして今、福島の原発のことをちゃんと知りたいと思っているのに理解できていないということにいら立っている。大の大人が手もなく情報に踊らされる日々だ。正しいのか正しくないのか、信じていいのかどうなのか分からないことが多すぎる。でも、だからこそ一緒に考えたいと思う。それが、これからを生きる人たちにとって、この世の中を生き抜いていくための大きな力になることは間違いない。

  2011年03月29日

  コメント(0)

• 産後１カ月の野望、続々？実現中

  明日で産後４カ月。実は産後１ヶ月間、毎日こっそりＧＯＯＤ＆ＮＥＷをやり、マインドマップを書き続けていた私…久々に、産後１カ月のマインドマップを開いてみた。キーワードすぎてもはや意味不明なところもあるけど、読み返してみると、なかなか面白い。いろんなページに「踊りたい」って書いてあったり（笑）。今日はそれをちょっとだけ実現。西麻布のＳＴＵＤＩＯ　ＲＯＢＩＮのＨＩＰＨＯＰ体験クラスに参加した。想像以上に楽しくて、続けたいな～、と思っている。楽しく身体を動かせて、仕事以外の居場所をつくれて、かっこいいから中学生にも人気（妄想）！…という予定。もうひとつ、マインドマップに書いてたことで実現に移しつつあること。マドレボニータとＮＥＣ社会貢献室の協働事業、「ＮＥＣワーキングマザーサロン」のファシリテーターにエントリーしました。こちらは選考待ちだけれど、うまくいけば、６月から活動スタート。自分の住んでいる地元で、子育てしながらはたらく女性が集まって、いろんな思いを語り合う場、語り合える関係、をつくるお手伝いができるかもしれない。総じて、キーワードは「仕事以外の立ち位置づくり」なのかもしれない。とも、ちらっと思う…せっかく出会った学校以外の世界をもう少しだけ広げたい。

  2011年03月22日

  コメント(1)

• 地震から一週間経って思っていること

  地震から一週間。街の景色がいつもと違って見えるように、わたし自身も先週までの自分とはだいぶ違っているように感じています。この一週間で思ったこと。それは、できるだけ早く復職しよう、ということ。今こういう状態だからこそ、早く自分の持ち場（？）に戻りたい、という思いが、今まで以上に強くなっているんだと思う。もうひとつ思っていること。母同士、親同士、同じ地域に住んでいる者同士で連帯していきたい、ということ。家にこもってテレビみていた数日間、マイナス感情で心身ともにかちこちになっていたんだけど、友達と会ってご飯を食べたら自分でもびっくりするくらい救われた気がした。「大丈夫、やっていける」と自信まで回復したりして。生身の友達、大事だ。このふたつの思いは忘れないように、とここに書いておきます。

  2011年03月18日

  コメント(0)

• 

  くじらマップ

  先日、マドレ事務局のＦさんとお会いする機会があり（嬉）、触発されて、マインドマップを描いてみました。お題は「今後５年くらいの中期計画」、真ん中に描いたイメージは、くじらの中で泳ぐ家族４人…海で泳ぎたかったのに今年は泳げなかった恨みがこんなところに！（くじらに飲み込まれた家族みたいになっちゃったけど…） ベース（下の２つの枝）は「自分の軸」と「家庭」、活動の場（上の２つの枝）は「仕事」と「仕事以外の社会とのかかわり」今のわたしはこの４つの枝でできてるんだな～、と描きながら思いました。自分の中にある答えなのに、実際に描いて見てみるとはっとするような発見があるのが不思議。わたしもＦさんみたいに手帳にはさんで持ち歩きたいと思います。 

  2010年08月23日

  コメント(0)

• ここのところの顛末

  ７月後半からいろいろありましたが、ここのところようやく落ち着いてきました…ので久々に更新です。 妊娠６か月も半ばを過ぎてからの夫の「里帰り出産してくれ宣言」から端を発し（なのか？）→息子体調崩す→自分も発熱→しかも出血して入院→退院して即夫婦喧嘩（笑）→息子再び発熱…と、トラブルのドミノ倒し。いつもは穏やかなハチ家ですが、この1カ月弱、なんだかゆれにゆれていた気が。でも、おかげでふだんぶつかりあえないタイプの私たち夫婦ががっつりぶつかりあうことができ、お互いに対する信頼感も、高まったような気がします。 それにしても、「言っても無駄」とか、「期待するだけバカ」とか、「我慢してた方が結局楽」とか、果ては「態度で操縦しよう」とかいう発想って、パワーありますね…。これまであれほどいろんなところで諸先輩の話を聞き、「大人のパートナーシップ」について思いを巡らせていたはずなのに、喧嘩中に脳裏に渦巻いていたのはまさにそれらの言葉…もう、我ながら腹黒過ぎて人相変わるかと！ まだまだ続く長い人生からみたら小さな波なのかもしれませんが、ここをなんとかのりこえられて、家族で笑って夏休みを迎えられてよかったなあ、と思っています。

  2010年08月11日

  コメント(0)

• 予言的中だったのか？

  このところ、復職、妊娠と自分の人生が再び動き出した、と思っていたら、もういっこ。夫が転勤することになりました。ただし、転勤先が都内なので、当分の間「お引っ越し」はない、ということに！仕事のことを考える上で、「夫の転勤」に常におびえていたわたしにとっては大ニュースです。これでしばらくは定住できる！というのも嬉しいし。 ところで話は変わりますが、占い等で意に染まない結果が出た場合、みなさんどうするんでしょう。実はわたし、３年ほど前、「めちゃくちゃあたる」と評判の占い師さんに見てもらったことがあります。出産を控えていることや、夫が転勤が多いことなどを話した上で、「仕事を再開するタイミングはいつがいいのか」を聞いたんですよね～…他力本願！そうしたら、「２０１０年まではやめたほうがいいわ～。その間にもうひとりくらいできちゃうから！意外に引っ越しはないから、そんなに焦って仕事始めなくても大丈夫！少なくとも２０１１年、ベストは２０１２年だわね」って言われたんでした…（妊娠がわかってその言葉を思いだしたときに背筋がぞぞーっときました）でもその時は、「２０１２年！？そんな待てないよ」と思い、スルーしたんです。（ならばなぜ聞く？という話なんですが）結果、見事にその占い師さんの言うとおりになってはいるんだけど…もしあのとき「焦らず」って思って、何もしていなかったらどうなっていたんだろう？もしかしたら、「働きたい」って気持ちそのものも、どっか行ってしまってたかも。なんだかんだ言っても最終的には自分で決めずにいられないタイプのわたしにとっては、占いは「答え合わせ占い」ぐらいでちょうどいいのかもなあ…まだそのとき聞いたことがいろいろあるので、答え合わせが楽しみです☆

  2010年06月30日

  コメント(5)

• 妊娠雑誌を読んでみた

  妊婦系雑誌の雰囲気（表紙）がどうも苦手で、前回の妊娠は病院からのパンフレット＆親戚にもらった２０年近く前の「バルーン」（って今ないよね…）で妊娠情報のすべてを得ていたわたし。最新のやつも一冊くらい読んでみるか～、とぱらぱらしてたらパートナーとの関係づくりについての記事が。が、飛び込んでくるフレーズに愕然。「パートナーの操縦術」「夫はペットだと思いなさい（先輩ママからのアドバイス）」って…、既に人間関係じゃなくなってるよ！？ペットって！！ほかのページは「赤ちゃんとのわくわく新生活」みたいなほんわかした内容なのに（それもなあ…）、なんで対パートナーとなるとこんなにやさぐれるのか、ほんとに謎。一方で、記事の終わりに「でも、自分の思いをきちんと伝えることが一番大切」みたいなことが書いてあって、さらに謎。操縦しようと思うような相手に、思いなんか伝えられないよ。それは「指示」とか「要求」っていうんじゃないのかな～。わたしは前回の妊娠中、夫と育児ノウハウの話とか名前どうするかみたいな話しかしなくなっちゃって、しかもそれを疑問にも思わずにいたんだけど、ほんとはもっといろいろ話すべきことがあったな、と今になって思う。こうしていきたい、という家庭像もそうだし、子育てを含めての自分の生き方や相手の生き方の方向性みたいなこととかも、話しあっておくチャンスだったなあ、と。「こっちから言わないとなんにもしてくれない」とかいってやさぐれてる暇は、ほんとないんです。

  2010年05月21日

  コメント(0)

• 夫の「はたらく理由」

  朝方の４時に帰宅して布団に倒れこみ、５時半にハイテンションな息子に起こされ、ちょっとかまいつつ再び寝て、９時からの会議のために８時に起きたところ、妻から突然「ねえ、あなたのはたらく理由って何？」と尋ねられる、という、悲しい朝を過ごした夫。（ゴメン）夫のはたらく理由は「家族のため」だそうです…前聞いた時もそうだった。そしてえええー？と思った私。でも、もう何カ月も何カ月も毎日２時とか３時とか４時とかに帰ってくるような状態で、しかもときにこれがいったい何の役に立つのか…と思うようなもの、「むしろこんなもの世の中のためにはない方が…」と思うようなもののための作業だったりも、するらしく、そんななかで口にされる「家族のため」っていう言葉は、かなり鬼気迫ってます。「家族のために、稼ぐ」って、もちろん一番シンプルで強く、美しいことかもしれないけれど…それだけじゃない部分を、わたしは知ってる。これまでにしてくれた、セン教授の話、苅谷剛彦教授の話、奨学金制度の話、ＤＶＤにとってある「プロフェッショナル」の定時制高校の先生の回とかなんかから、おぼろげながらも知っているだけに。彼が心のなかで描き続けているライフワークの像が、この殺人的な忙しさと、ままならなさのなかで、消えてしまわないことを、ほんとうに願っている。「はたらく」を語ろう～母となった私たちの仕事・人生・パートナーシップ～☆☆☆ＮＥＣワーキングマザーサミット☆☆☆３月８日大井町きゅりあん小ホールで開催します！●サミットのご案内はコチラ●メッセージはコチラにお願いいたします(案内ページからもリンクあります）

  2010年02月25日

  コメント(1)

• 

  自分が世界をどう捉えているか

  ３４歳になりました。ちょうど読んでいた本に、印象的な言葉がありました。「（教師の仕事は）自分が世界をどう捉えているかを伝えること」これは、教師という仕事だけじゃなくて、子育てにも言えるんじゃないかな。「世界をどう捉えるか」は頭だけで考えることではなくて、もちろんどこかから聞きかじった情報をつなぎ合わせることでもなくて、まずは、自分の感覚でキャッチすることから始まるんだろうと、思う。いろんな人のいろんなつぶやきが飛び交う今の時代、「自分の思い」をもつのって難しい。自分の感覚に、耳をすませることができるようになりたいと、切に思います。と、誕生日なのでぐだぐだ考えてみました。いつも考え事したいときには駅前のタリーズに行くのですが（そしてろくに考え事もせず、置いてある「Ｊnude」読んで帰ってくる・笑）たまにはカフェっぽいところでぐだぐだ考えたいなあ、と思って、遠出。代沢通り沿いにあるお店。花とフルーツの香りのするコーヒーを飲みました。

  2010年02月21日

  コメント(2)

• ＶＥＲＹ３月号☆家族のコトバ

  ＶＥＲＹ３月号読みました。今、ＮＥＣワーキングマザーサロン＆サミットでとてもお世話になっている水口陽子さんが、「家族のコトバ」というコーナーで取材を受けていらっしゃいます。実はＶＥＲＹってあんまり読んだことなかったんですけど、こんな読み応えのある記事が載っているとは…（他に大葉ナナコ先生のコーナーもありました）陽子さんの記事を読んで、わたしも自分の夫のことを考えています。夫は残業が多く、特にこのところは３時、４時帰宅ということもざらにあります。休日は寝てつぶしたい…というのが本心なのではないかと思うのですが、月一ペースで開いているワーキングマザーサロンの時には、ほぼ半日、ずっと息子の面倒を見ていてくれてます。実はわたし、ファシリテーターエントリー時には、夫にこのサロンのことをちゃんと話していませんでした。月一回だし、なにげに出かけちゃえ、くらいに思っていたんです（笑）「こっちは平日にずっと見てるんだから、そのくらい飲んでもらおう」的な考えもありました。（怖い…）でもその頃、息子の入院騒ぎがあったりして、これはきちんと話さないとまずい、と思い、サロンの内容から、自分が応募した理由、描いているビジョン（大げさ？）を話し、協力してほしい、と頼んだのですが、…そうしといてほんとに良かったと思います。夫からしたら、「いつもわたしが世話してるんだから…」って言われても、正直意味不明ですよね。非難されてるみたいだし。でも「私はこうしたい、だからこのサポート頼みます」という風に伝えることで、夫自身も、自分のするサポートに意味がある、と感じられるんじゃないかと思います。とはいえ、もう少し、家族のことをちゃんと見直してみよう…と、記事を読んで、思ったんです。わたしも陽子さん同様、「（自分は）家族は大丈夫だと思ってた」口なので…転機の直前となるこの時期に、振り返りのチャンスをもらいました。しかし、エレカ様とピー子って…

  2010年02月11日

  コメント(0)

• 流星とバラード

  ＴＶをだらっとみていたら「魁！音楽番付」に東京スカパラダイスオーケストラ（と奥田民生）が！！派手目のスーツで大人数…一瞬エグ○イルかと思いましたが。高校生のころからスカパラが好きです。ウォークマンから流れてくる「ッカッカッカッカッ」というリズムに乗りながら毎日田んぼ道を自転車で走っていたものです。音楽はもちろんですが、ライブに行ったり映画をみたりしているうちに、スカパラというグループの関係性に興味をもつように。くしくも番組の中で奥田民生が言っていましたが、「スカパラをやるために集まっている」という、まさにその感じに惹かれます。一番根っこの部分を共有しているから、あとの部分での自由度が高い。その根っこの部分がずれてきたと思ったら、ちゃんとそれを表明できる。そういうつながり方ってほんとに難しいと思うから。

  2010年01月29日

  コメント(0)

• 仕事と家庭とプラスアルファ

  教員、という仕事の割にフレキシブルに各地を転々としているのですが(苦笑)、今までで一番生活が充実してたな、と思うのが仙台で過ごした一年間です。フルタイム勤務ではなかったため、仕事以外でも映画の音訳をつけるボランティアをしたり（「バーバー吉野」と「花よりもなほ」やりました☆）、吹奏楽団でフルートを吹いたり、市民合唱＆オーケストラのコンサート企画に参加したりと、いろいろなことのできた一年間でした。楽しかった～。というわけで仙台にはいい思い出しかありません。食べ物もおいしいし。夫も今よりずっと暇で、一緒に合唱の練習に通っていたな…帰りに外でごはん食べたり。懐かしい～やっぱり、仕事と家庭のことと、もうひとつ別の世界をもっていたいな、とつくづく思います。じゃあ同じような働き方ができるかというと、うーんもうちょっと稼ぎたいな、保育料のこともあるし、仕事も本腰入れてやってみたい…と思うのですが、どうにかしてプラスアルファの部分を大切にしていきたいなー、と。ちなみにわたしは完全に「習いごと派」ではなく「ボランティア・サークル活動派」です。習いごと系はほんと続かない(笑)。

  2010年01月27日

  コメント(0)

• ご報告＆またしても棚卸し月間。

  先週、東京都の採用試験の結果が届いたのですが、落ちちゃいまして、現在のところ、いまだに「求職中」の札が取れておりません。これで、すぐにまた「よし来年！」と行けないのが３３歳子持ち夫転勤族…の悲しいところです。いや、環境がどうこう、ということではなく、環境が与える自分自身の気持ちへの影響が、という点で。週末、今後について夫とたっぷり話し合いました。夫の思いと、自分の思い、両方たくさん出し合えたと思います。夫の思いは「子どもがもうひとりほしい！」というところに収斂され、わたしの思いは新任教員としてのタイムリミットに収斂され、という感じで、ちょっと平行線だったのかもしれないですけど。来年度、非常勤講師でまずはもどってみる（登録ができるんです☆）、というのがいちばんかな、とは思うのですが、じゃあ子どもいつ産むの？（ｂｙ夫）とか、今でさえ受からないのに、働きつつ試験受けなおす時間ないかも（ｂｙ自分）！とか、一筋縄ではいかず。いやむしろ！「ずっと講師としてはたらきつづける」というのもひとつの選択肢かも、と今（笑）、急に思っているところです。東京都は時間が短いのとか、週に数回のとか、いろいろ形があると聞いたので。お給料的に保育料との兼ね合いが気になったり、クラス担任がもてない、というのは寂しいぞ、というのもあるのですが、でも、「時短勤務」ってちょっと魅力か？とか、いやそれは結局自分の首をしめることになるかも、とか。いまさらのように「自分のしたいはたらきかたって、何だっけ？」とわかんなくなっています。今が踏ん張りどきだな～。こんな風に、もがいてる一方で、ワーキングマザーサロン、やってます。いや、もがいてるからこそか。次回は１０月３１日（土）、目黒区の田道住区センターでの開催です。

  2009年10月27日

  コメント(0)

• 「教育」という逃げ道。

  ２００８年度の児童相談所に寄せられた児童虐待の件数が、過去最悪の結果になった、というニュースがありました。児童虐待はあってはならないこと、という思いは産前産後とも変わりませんが、子どもを育て始めて、虐待にいたる心理が想像できるようになった…というか、正直、「このままいったらマズイ」と思う瞬間を、何度かやり過ごしてきた、っていう感じです。ところで、そのニュースの中で、コメンテーターが、開口一番「母親の教育が必要ですね」と言い切っていたことに、疑問を感じました。 子どもたちの育ちの上でも、うまくいかないことがあると、「家庭の教育が悪いからだ」「いや、学校（地域、社会、日本）の教育が」…ってなりがちです。ちょっとまて、と思います。教育って、こうすればこうなる、というつながりが単純にあるものではない。成果の見えにくいジャンルだと思います。試行錯誤しまくって、悩んでもがいて、だめだこりゃ、とも思って、それでもある程度の時間が経ってみると、ちゃんと成長している…正直、本人の成長なのか教育の成果なのかなんて分からないです。そういうことを無視して、「教育が必要だ」って言って解決した気になってしまうのは、どうかと思います。「教育」という言葉で、誰かに丸投げしてるだけなんじゃないかと。たとえば、虐待の引き金になる産後うつへのアプローチ、とか具体的なことならば分かりますが、「母親の」という限定した言い方といい、「結局は母親の心がけ次第」的な思想が根底に流れていそうで、納得のいかない報道でした…。

  2009年07月14日

  コメント(2)

• 夏の予定

  とりあえず一次試験がすんだので、ちび就寝後の時間をゆったり過ごしています。久々にマインドマップ書きつつこの夏したいことを洗い出してみました。まずは、８月に入ったらマドレボニータ×ＮＥＣによる「ワーキングマザーサロンプロジェクト」の活動がはじまります。今年は、母となった女性が「働くこと」について語る場を地域に作ろう、というもので、そのファシリテーターとして活動するための研修を受けるのです。 あとは、地味ですが・読書！・掃除！・習字！などなど。習字ってなんだ、って話なんですが、実はわたし、国語科としては致命的に、字がアレで…もともと退職したときに、「仕事休んでいる間に字をどうにかしよう！」と思ってはいたのですが、のびのびになってしまい…ですからわりと急務！です、自分の中で。あと急務？なのは、やっぱりちびすけと遊ぶこと。一歳半過ぎて、どんどん活動の幅が広がっていくので、一緒に遊んでいてほんとにオモシロイ。いろいろやらせてみたいなと思ってます。といってももちろんお教室、とかじゃなくて、「ビニールプール」とか「花火」とか、ベタな夏を満喫してほしいなあということなんですが。というわけで今日はさっそくビニールプールにトライ。ちび、大フィーバー。空気入れるのとお風呂場から水を運ぶのが面倒ですが、あんなに喜ぶならやってよかった～

  2009年07月13日

  コメント(2)

• 印象に残った言葉

  「あなたが生まれたとき、あなたは泣き、みんなが笑った。　あなたが死ぬとき、あなたが笑い、みんなが泣くような、　そんな人生をあゆみなさい」フィンランドの（？）ことわざのようです。昨日借りてきた本（『フィンランドの高校生たちが人生について考えていること』）に出ていました。

  2009年05月17日

  コメント(0)

• くくく、苦しい…

  最近のちびは、夜よく起きる。しかも一度起きるといつまでもぷんすかして眠れない。ここんところアトピーの調子が悪いので、かゆいらしい。耳とか目とか、こすりまくってひゅーん、って泣いてる。辛いのは＆かわいそうなのはぜったいちびの方なのに、ちょっとだけ、ふりまわされちゃってる自分をかわいそうだと思ってしまう。寝付くのに時間がかかって慌てて夕食を作っているところへまた「うわーん」って泣き出したり、ようやく落ち着いたからお風呂に入ろうかな、とお湯をためはじめたらもう一回起きちゃったり、ずーっと寝付かなくて、かゆがる手を押さえて抱っこしたまま（今日はこのまま勉強できないかも…）ってぼんやり思ったり（そしてまんまとその通りに・泣）。おんなじことでも笑って余裕で対応できる時もあるから「何事も気のもちよう」だともいえるけど、それで済ましても解決する問題でもなく…しかたないので旦那さんにぐちってみました。始めの頃はいちいち直球で反応していた夫も、「ぐち」というものを理解した様子で穏やかにこちらのいうことを聞いてくれ、なおかつ状況を整理し、まだ言葉の扱えないちびの気持ちを代弁…そんな風に妻マスターになっていく夫がありがたい反面ちょっぴり寂しくもあり。なんだかやりきれない春です。

  2009年04月02日

  コメント(0)

• 

  未来を変える８０人

  読みました！未来を変える80人「人」の「物語」を中心に書いてあるのですごく読みやすい！著者の狙い通り、読んでると、ほんとに自分でもやってみたくなります。読みながら思ったのですが、「起業」、は別としても、まずは、今こうしている自分の生活の中から、「あたりまえだと思い込んでいるけどよく考えてみたら変えていきたい」ことをあぶり出すことから始めたいな、と。まあ、地味なんですが。でも、そうすることが、本に出ていた８０人の向き合っている問題、貧困や、環境問題や、食糧問題など、「切羽つまってるのは知っているけどいまひとつ実感できてない」様々な問題とコミットするための第一歩になると思います。以上、珍しくまじめな話でした。

  2009年03月05日

  コメント(0)

• 

  社会起業って何だろう。

  恥ずかしながら、マドレボニータのクラスに参加するまで「社会起業」という言葉を知りませんでした。社会的な課題、公共の福祉に関することというのは、「官」がやってくれるもの、もしくは…ボランティア？くらいの認識しかなかったのです。めちゃめちゃ古い認識ですが。マドレジャーナルでは吉田紫磨子先生による「母になったからこそ社会起業」の連載も始まり、わたしの中ではまさに「社会起業」、今が旬！とか思っていたら本棚の夫コーナーに未来を変える80人があるのを発見。ちょっと読んでみようと思います。

  2009年02月27日

  コメント(0)

全28件 (28件中 1-28件目)

1