ゆかりんこのときど記

昨日はコリオレイナスを見てきました。
蜷川幸雄さん演出の舞台を見るのは、「マクベス」以来２作目。
どちらもシェークスピア劇です。

劇場は、与野本町にある、さいたま芸術劇場。
駅前はお店もあんまりなくて寂しい感じでしたが、劇場は
新しくてきれいで、ちょうどよい広さ。
舞台が近くて、役者さんの表情も見れました。

「マクベス」の時もそうだったんだけど、シェークスピアの
あの台詞･･･、一字一句聞き逃すまいと思うと、眉間にしわ、
目は険しく、手は握り締め、腕も足も硬直して･･･
役者さんたちの気迫が伝わって、こっちも力が入っちゃって、
筋肉痛になりそうな･･･（^-^;

本当に、すごい気迫でした。
唐沢寿明演じるコリオレイナスの母親役の白石加代子さんも
宿敵オーフィディアス役の勝村政信さんもすばらしかったなぁ。

すっごい長い台詞を、早口言葉のようにしゃべって、本当に
すごい･･･。
舞台にはかなり高い位置まで階段状になっていて、そこで
演じられるんだけど、たちまわりも激しくて迫力でした。

ただただ圧倒されました。

内容は･･･悲劇ですね。優しいんだけど、高潔で短気で不器用で
うまいこと生きられなかった人なんだなぁ～

それにしても、唐沢くん、かっこよかった(*^-^*)ぽっ