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ゆかりんこのときど記

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2009.05.30
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カテゴリ:読書
ネバーランドネバーランド (集英社文庫)
作者:恩田陸
出版社:集英社

舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけに起きる事件。日を追うごとに深まる「謎」。やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。(「BOOK」データベースより)


1人は子どもの頃に母を亡くし、父は天文学者で
  種子島宇宙センターに行きっきり。
1人は妾の子。
1人は両親が離婚調停中。
1人は「(家に)帰る」ということに嫌悪を感じている。

作者のあとがきによると、最初の統(おさむ)は「書いてて
楽しい」、光浩は「背負わせた過去のことを済まなく
思っている」、寛司は「私が男だったらこんな男になりた
いという理想」で、美国は「いい奴だがまともすぎて
書いていて物足りなかったかもしれない」だそうです。

4人がそれぞれ丁寧に丁寧に描かれていて、私の心に
焼きつきました。
彼らの抱える事情は辛いものもあったけど、乗り越えて
成長するだろう爽やかなラストがよかった。

私的には、↑↑「驚きと感動に満ちた7日間を描く青春
グラフィティ」って感じとはイメージが違うんだけどな。
もっと静かに坦々と流れる時間に身をまかせながら
読みました。

恩田陸さんの本は、ずいぶん前に「六番目の小夜子」しか
読んだことがなかった。これは推理小説・・・?と思って
読んでしまったせいか、なんかすっきりしなかった
印象がありました。

ネバーランドを読んで、恩田さんの別の作品も読んで
みたくなりました。





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最終更新日  2009.05.30 11:24:03
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