テーマ:鉄道(22083)
カテゴリ:JR
ほんと起こってはいけない事故が起こってしまった。JR宝塚線尼崎~塚口間で起きた快速の脱線転覆事故。テレビに映る車両は原型をとどめず、時間を追うごとに死傷者が増え続けた。
始めは車に衝突して脱線と聞いたので数年前1134Fが廃車となった名鉄の事故を思い出した。だが…実際には脱線してクルマを巻き込みながらマンションへ突っ込んだとすぐに報道がかわり、さらに直前の伊丹駅でのオーバーランがあったこと、運転士は過去何度か処分を受けていたことなど次々に明らかになった…。 まだ原因は検証中なのではっきりとしたことは言えないが乗客や目撃者の証言では「いつもより速いスピードで走っていた」と言われており、車両の壊れ方から見ても相当な衝突エネルギーが加わっているのでオーバースピードで突っ込んだ可能性が高いと思う。JR西日本は置石の可能性があると言っているが…脱線の衝撃で巻き上げたバラストな気がするし、必死に責任を回避しようとしているように映ってみえる…。 JR西日本は新快速の130km/h運転をはじめ近畿地方の各線で速達性をはかり、各線の接続をよくすることでライバル私鉄に対抗してきた。その一方で余裕のないダイヤが組まれていて、運転士に負担がかかっていたと言われている。その辺りも遠因なのかな…と思う。 なにより鉄道ファンとして鉄道は危険なものと思われてしまうのが非常に悲しい。原因究明には時間がかかることはわかるが、今後このような事故が起こらないように早急な対策を各鉄道会社は立ててほしいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月26日 18時11分12秒
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