りんてつのパノラマブログ

2009/10/15(木)04:43

東近江 展示車両めぐりの旅 その3

JR(111)

こんばんは。 今日は「鉄道の日」。明治5年10月14日に日本初の鉄道が新橋(汐留)~横浜(桜木町)間に正式開業した日にちなんだものです。 この3連休は鉄道の日に近いということで全国各地で様々なイベントが行われたようです。近江鉄道ミュージアムの「ガチャコン祭り」も鉄道の日イベントの一環でした。 そして米原操車場跡地に建つ、鉄道総合技術研究所(JR総研)風洞技術センターも鉄道の日にちなみセンター内が開放されました。残念ながら実験設備は見れませんでしたが…。 またこの日は米原の「曳山祭り」もあって多くの家族連れでセンター内はごった返していました。 この施設内には新幹線の技術躍進に貢献した3社3種の試験車両が並んで展示してあります。普段もJR東海道線や近江鉄道からも見れますが施設内で間近に見たり、車内も見ることができるのは年に1回だそうです。 車内はすごい待ち状態だったんであきらめました。 外観だけでもしっかり写真を撮りました。 まずはJR西日本が開発した500系900番台「WIN350」 500系901“WIN350” posted by (C)りんてつ 500系901“WIN350” posted by (C)りんてつ 500系901“WIN350” posted by (C)りんてつ 500系901“WIN350” posted by (C)りんてつ 形式名からわかるとおり500系開発のための試験車両で斬新なスタイルとその塗装はこの頃の試験車両の中で1番魅力的だったと思います。 塗装割れが目立つのが残念です…。 500系901“WIN350” posted by (C)りんてつ 500系 W8 posted by (C)りんてつ ネーミングの通り350Km/h運転を目標としていましたが500系量産車は環境などへの影響も配慮して300Km/hとなりました。 その500系もまもなく「のぞみ」運用から外れるのは残念ですね…。 なおもう1両の先頭車両は博多総合車両所に保管されています。 続いてはJR東日本が開発した952形“STAR21”です。 952形 “Star21” posted by (C)りんてつ こちらは東北新幹線用の試験車両で同じ編成で組む953形は連接台車構造をとっていました。 952形 “Star21” posted by (C)りんてつ 952形 “Star21” posted by (C)りんてつ 952形 “Star21” posted by (C)りんてつ 試験車両のロゴがかっこいいですね!この車両は一時は最高速度記録となる425km/hを達成しました。 953形のほうは先頭車と中間車の各1両が仙台の新幹線総合車両センターに保存されています。 またJR東日本は2005年に360Km/h運転を目指した高速試験車両E954・E955形「FASTECH 360 S・Z」を製造して試験を行いました。“ネコミミ”なんて呼ばれていたのは記憶に新しいところですね。結局見ることはありませんでしたが…。 E2系 あさま posted by (C)りんてつ 952・953形の試験結果を踏まえて登場したE2系。今年E5系が登場しましたがしばらくはこちらが主役でしょう! そして地元JR東海が開発したのが955形。その名も“300X”。まぁ300系の後継ですみたいな感じでしょうか? 955形 “300X” posted by (C)りんてつ 955形 “300X” posted by (C)りんてつ 955形 “300X” posted by (C)りんてつ 955形 “300X” posted by (C)りんてつ 955形 “300X” posted by (C)りんてつ カスプ形の先頭形状を持つ955-1が保存展示されています。 955形 “300X” posted by (C)りんてつ 実は走行試験を見たことがあるこの車両。といっても名鉄からチラ見でしたが…。 この車両が鉄輪の最高記録443Km/hを達成しています! 955形 300X posted by (C)りんてつ ちなみにもう1両の先頭車は浜松工場に保管されていて工場公開日に展示されます。 この浜松工場の車両はJR東海博物館に展示される予定です。 700系 C60 posted by (C)りんてつ そして300Xのデータを下に作られたのが700系です。今や1番見かける新幹線ですね。 こうして時代を作った試験車両たちが一堂に会すJR総研風洞技術センターを皆様も1度訪れてみてはいかがでしょうか? プラレール 新幹線 S-11 WIN350 タカラトミー(発売中)

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