ｒｉｒｉｃａｌ　ｗｏｒｌｄ

　前回取り上げてからもう早や１年近くかーーっ＞＜！！
　ってことで（？）、安野モよコ女史の新刊「働きまン４」である！
　ちなみに１～２巻はあるが、３巻は思い入れが余りなくて未購入。
　４巻は８月にはもう出てて、立ち読みでよいか～とタカを括ってたとこがあったのよ。
　でも、前回扱った好きな話（お休みマン）が入ってることもあるし、ちゃんと一度チェックしなくては....と思いつつ延び延びに。昨日チェックしてみたらば、「モーニング」の連載時に見た「父マン」の回（←これも好き！）も収録されてるし、さらに連載では未見だった回の出来がよくって、全部見てから購入を決定！
　


　個人的には、「占いマン」～「木瓜に水やるマン」での、ヒロイン・松方の恋愛事情がドツボだったの＞＜！！
　的中率NO.1の占い師に「大恋愛をする、相手はもう近くにいる」と宣言され、ちょうど元カレからのお誘いがあった松方。決して彼とは嫌いで別れた訳ではない。
「ヨリが戻る」or「誰かと結婚が決まった」んか？と思いつつ、蓋を開けてみると...彼は758に転勤するという報告だった。
　先の話が何か出る訳でもなく...結局二人は寝てしまうのだが、それから何が起こる訳でもなく。次のアクションも恐くて何もできず、受け身に徹する松方。

　自分の大恋愛の相手が果たして誰なのか？
　周囲を見渡しても、まるで該当人物が思い付かない（ここで、関連する男性を全員思い出しては消去法で消していく姿がめちゃおかしーー＞＜！）。
　いてもたってもいられず、また占い師の門を叩く彼女。
「久々に元カレに会ったんですけど、やっぱりキライじゃないんです、というかスキです」
「...その人に、魂をぶつけられる？」
「ぶつけられなくて別れちゃったような気が...」

　やっぱり連絡してみよう！と思い立って元カレに電話すると、彼はもう赴任地へ出発する新幹線の中。
「向こうについても仕事頑張ってね」としか言えない彼女は、いつも、一番大事なことを言えない、魂をぶつけられるような恋愛じゃなかったな...と述懐して、涙する。
　
　仕事上で数々のアクシデントに見舞われ、「一人でいると“落ちる”」のを恐れた彼女は、仕事で知り合って間もない記者を誘って飲みに行く。彼とはあまり突っ込んだ間柄じゃなくて「これくらいの距離だとグチらないように自制心働くから、かえってラクだ」からだ。
　が！！
　新たな恋は、突如到来す。

　ここの見せ方、プロットの進め方が....
　すごーーーく、安野さん上手いな～～＞＜！と痺れたねあたしゃー！
　あたしが松方でこのシチュエーションなら、同じように落ちる自信ある！...っていうか、展開にウルトラ納得がいくわ（気になる方はコミック読んでみて！って、なんだか回し者みたいだな....）

　今月から、菅野ちゃん主演のドラマも満を辞して始まったしねー！
　彼女は主役を熱望していたとのことだけど、個人的にはあまり原作のイメージではなかったので、意外だったのよ...。でも見てみたら、意外によいね☆やっぱり、演技力がある子なんだと思う。