☆★メキシコに恋して★☆ ～わたしの消息日記～

[メキシコ人間] カテゴリの記事

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  メキシコで出版会みたいなものに行ってきた。

   　　　　　　　　先日、昼間にのんびり過ごしてたら、突然メキシコ人彼のＡ氏が「ラジオの時間だ！！」と言ってラジオをつけた。何やらＡ氏のお姉ちゃんが詩集を出したということで、ラジオ出演していた。お姉ちゃんは文化人類学の先生で（だと私は思ってる）特にインディヘナ関係に詳しい。ちょっと変わった人で、乙女な詩を書く人には見えなかったけど、やっぱりそういうものじゃなくて、若者に言いたいこととや、亡くなったお母さんのこととか色々書いたものを小冊子サイズで作ってそれを取り上げてもってラジオに出てた。（まだちゃんと読んでいない）その数日後、セントロのホテルを借りてどうやら出版会？のようなものをすることになった。 　　　　　　（密かに写真の中に私がいます） インタビューの中で、自身の詩集の中でどれが一番思いにありますか？という質問に「Ｍａｄｒｅ（母）」という答えていたので、よくＡ氏が話す彼のお母さんのことを色々思い出した。やっぱり、母ってスペシャルなんだな～。メキシコ人は皆マザコンなのでと言われますが、「マザコン」にあたる言葉はありません。それはきっとお母さんが一番強くてみんながお母さんを好きに決まってるからかな。 なのに、スペイン語には悪い言葉ではよく「Ｍａｄｒｅ（お母さん）」を使った言葉がたくさんあります。何故なのか今度誰かに聞いてみよ～。    

  2008年03月23日

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• 意外なプレゼント。

   仕事で立ち寄る先から、「これちょっと遅くなったけど誕生日プレゼント」と言って、小さな包みを貰った。ちなみに誕生日は一ヶ月前。確か、クリスマスのときもここからちょっとしたプレゼントを貰ったので、その延長で貰いました。 家に帰って、可愛らしい包みを開けると、どうやらどうらやそこの会社からのプレゼントのような雰囲気ではなく、明らかに個人的な・・・。ハートにリボンの付いたゴールド色のリング入れの中には、ブレスレットが入っていました。 意表をついたプレゼントは嬉しいですね～～。 と思ったのも束の間、必ずメキシコ人彼A氏に、聞かれますね。「どうしたのコレ？」って。 A氏はメキシコ人にありがちな（？）嫉妬男では（ないと思いますが）ありませんが、皆さんだったら、正直に他の男の人に貰ったと言いますか？ちなみに、「自分で買った」と言うには、ちょっと自分の趣味的に違うものがあります。 １、隠す。いや、目に付かないところへ置いておく。２、別にやましいことはまったくないので正直に言う。３、「自分で買った」と言う。４、前から持ってたという。５、捨てる。６、「あなたが前に買ってくれたじゃない」とシラを切る。７、その他。 私は。。。   「○○（その会社の名前）から貰った」と言う。うん。ウソは言ってない。そう思ってたし。 書いてる間に自分なりの答えが出ました。 ありがとうございました～。   

  2008年03月06日

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• ミシンを踏む男。

   メキシコ人彼のA氏宅には足で踏むタイプのミシンがあります。多分、亡くなったお母さんものか、先代のものと思うけど、お裁縫の得意でない私は、普通のミシンも使えこなせないので、こんなレトロなミシンはまず無理！ということで指一本たりとも触れたことがありません。 そういえば、中学の家庭科でミシンを使って作品を作る（何を作ったか思い出せない）授業がありましたが、授業はサボリがちで（授業には出ていたけど上の空）、クラスの男の子にガム（賄賂）を渡して、私の分も作ってもらうように頼みました。結局、締切日に間に合わなくて、未完成の人が作った作品を家に持ち帰ると、あまりの汚さに母が怒って、まさかクラスの男子に作ってもらってたとは口が裂けても言えず、一から作り直すハメになりました・・・。 で、話はズレましたが、そのメキシコ人彼のA氏のお母さんのミシンは布で覆われていて、その上は、荷物置きにされてました。（私の未洗濯物を置く定位置に・・・！！！） ある日、A氏は私の未洗濯物をどかし、ミシンの布を取って、ミシンに糸をかけ始めました。 どうやら、前々からやりたがってた、幅の広いズボンを気持ち細くするために、ミシンを始めました。私は間違っても「手伝おうか？」とか「やってあげようか？」などは言えず、終始見守ってました。 内心「こんな古いミシン使えるのかな？？」なんて思ってたけど、なんとも器用に、身長１８０センチの大男がミシンのペダルをキコキコ踏んでミシンをかけてます。 その姿が、なんとも可愛くて可愛くてなんでもできる彼を尊敬の眼差しで見ました。 すると、「このミシンはお母さんのもの、もしかするともっと前からあったかもね。子供の頃、お母さんがミシンをかけてるのをじーっと見て、教えてもらわずに自分で使い方を覚えた。」 と、ふと話してくれて、私は感心しました。 縫い物や洗濯、料理・・これは女のやることだと決め付けず、できることはなんなくやってこなします。そういえば、今まで、最初から「できない」とか言った事ないな～。 彼もどちらかといえば私と一緒で後伸ばしにするタイプだけど、超がつくほど面倒くさがりで最後までやらない私とは大違いだ・・。と尊敬します。  いい人だな～いい人だな～ とミシンを踏んでる後姿を惚れ惚れしながら見てると、「なんかついでに縫うものある？」 と聞いてくれたので、「待ってました！！」とばかりに、黒いストレッチの入ったズボンの裾上げを頼みました。 これまた嫌がらずに、せっせとミシンをキコキコ踏み始めました。 やってもらってる間、「洗濯ものありがとねー」（この日洗濯物もやってくれてた！！）とちょっと罪悪感と感謝を感じなから「ありがとう」といいました。やってもらってばっかりで、目を見て「ありがとう」って言えませんでしたね・・・。 私のズボンの裾上げは、さすがにストレッチ素材は彼にも難しかったらしく、かなりヨレヨレになったので、ほどいてやり直してくれましたが、やっぱりうまく出来なく、「ありがとう♪ありがとう♪ストレッチは難しいもんね～、がんばってくれてありがとね～」と宥めました。A氏、３８歳（２月で３９歳）私、２７歳（同じく２月で２８歳）  なんかおかしな関係ですが、それなりに仲良くやってます。私がA氏を尊敬してるように、A氏が私のこと「risacocoのこういうとこはスゴイ！」って思ってもらえるようにがんばらなくちゃ。   と思いつつ、いつも助けてもらってばっかり。いつもありがとう。 年が離れているので長生きしてねー。と[ANTES DE PARTIR]という映画（日本語訳はなんてタイトルで出てるかわかりませんが）を見ながらホロリと涙がでました。  

  2008年02月06日

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  彼と彼女の微妙な距離。

   　　　　　　　　　　　　　彼と彼女の微妙な距離。チュウチャとネコ（私が「ねこ」「ねこちゃん」「ねこちん」って呼んでるので、周りのメキシコ人も『ねこ』って呼ぶようになってきてます・・。笑）はお互いをガンガン意識して、ネコのほうが先輩のチュウチャにアタック（攻撃）してくる。このネコ、私は成長するまえのこの可愛い時期に早く飼い主探したほうがいいと思ってるのに、なんだかんだで未だに彼の家にいる。  　ねぇねぇねぇお菓子ちょうだいよーー！！　ねぇってばーーーー！！　ねこがうざいよー早くお菓子くれよー！　！！！しっぽがーーー！！！　じらさずに早くおくれよーーー！　ああぁぁぁ！！しっぽはやめてよ！！　それならオマエを食ってやるぅー！　もうやめてってばーーーー！！  引き続きこのねこちゃんの貰い手を捜してます。ちなみにチュウチャはうちの子じゃなく彼のお姉さんのワンコなのでお譲りできませんが。 人見知りせず人懐っこいねこちゃんです。トイレもばっちりです。写真では悪者にしちゃったけど（笑）、しっぽが気になってしょうがなくて遊んでただけです。 カンクン周辺にお住まいの方、興味のある方は是非コメントやメールでお知らせください。 

  2008年01月24日

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  スパイダーマンも道端でたむろするメキシコ。

   　　　 先日、道で夕焼けの写真を撮ってたら、その脇で「キャー！スパイダーマン！！キャー！スパイダーマン！！」 と、スパイダーマンを挟んでダベってた女の子とたちがうるさいので、渋々カメラを向けてあげると、「はい！あなたこっちでスパイダーマンと一緒に写真とってあげる」と言われたけど、丁寧に断って、逆に写真を撮ってあげました。 いまいち覇気がないスパイダーマン。 色々３人で語ってた様子だったけど、スパイダーマンも色々悩む事だってありますよね？   

  2008年01月08日

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  メキシコのミックス犬が可愛い。

   　　メキシコ人彼の家の下の階は彼のお姉さんが住んでるんだけど、お姉さんは犬3匹とインコ3羽（2ペアだったけど1羽死んじゃったから）を飼ってて、犬は1匹（雑種）が外庭、2匹（シュナウザーとシュナウザーと何かのミックス）が内庭で飼われてる。 犬は大好きなのに、何故かちっこい犬にはあまり愛着が湧かない私は、外犬の中型の雑種ちゃんのほうがどちらかというと可愛く思える。 名前を「チュウちゃん」。みんな（メキシコ人）が「チュウちゃん、チュウちゃん」って呼ぶから、メキシコでも偶然にも「○○ちゃん」ってつく名前があるんだと思ってたら、 「チュウちゃん」じゃなくて「チュウチャ」だった・・・。 みんなはこの子のことを撫でたり色々教えたりっていう可愛がり方はしてないけど、とてもいい子で良い番犬なのだ。（ちょっと臭いけど） 知らない人が家の前を通るとちゃんと吠える（通る人通る人に吠える）けど、チュウちゃんが知ってる人には絶対に吠えないし威嚇したり噛んだりしたことは一度も無い。 なので、私が彼と付き合い始めの頃はすんごい勢いで吠えられたものだけど、今ではチュウちゃんは私のことが一番好き（と勝手に思ってる。） 受け口（うけぐち）でブサイクなところが可愛い。今、日本語で「お座り」と「待て」を教えてるところ。（チュウちゃんはスペイン語でも「お座り」や「待て」は知らない） で、メキシコでもあちらこちらでちゃんと血統書がついてるような犬を買ってる人はたくさんいるけど、（日本より規則が少ないからアパートでもどこでも飼っていい）日本でも一般的雑種は雑種でも柴犬ミックスのような感じが多いように、メキシコではメキシコ犬雑種がいる。（そういう雑種が多いということ）日本犬雑種より体は大きくてちょっと筋肉質な感じで引き締まった感じで、毛は長くなく、耳が大きく立ってるか、重さで垂れてる。（チュウちゃんはそのタイプではないですね）田舎のほうに行くと、こういったタイプのワンコがわんさか首輪も付けられてないで、のんびり自由に生きている。 ちょっと写真がないので分かり辛いと思いますが・・。 いつかこのメキシコ犬を相棒にしたいと思う今日この頃です。  

  2007年12月18日

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• メキシコで許せること、日本で許せないこと。

   「メキシコで許せること、日本で許せないこと」  こういうこと沢山あると思いますが、個人的に「メキシコではアリだけど、日本ではナシじゃない？」ってことを挙げると、それは      『鼻毛』    日本にいた頃、知り合いのメキシコ人がいて結構可愛い顔をしてたのに（男の子）、鼻毛がちょろりと出てて、残念な気分になってたのが、 ここメキシコにきて、鼻毛出てるメキシコ人の多さに「あぁ、日本にいたカルロスも気にしてないわけだ～」と妙に納得した覚えがあります。 出てるのはオジサマだけではなく、若い男の子も出ている。まぁ、髭の１本２本の剃り残し感覚？？？  で、うちの彼はというと・・・・  やっぱり出てるときが日本人に比べて多い！！体毛は少ないですが、鼻の中は多いとか？？ でね、 だんだん可愛く見えてくるんですよ。鼻毛が。これは自分の彼にだけじゃなくて同僚とかもね。 「あ～この人も出てる♪」  みたいな？   さすがに自分の彼のが出てたら、私は指で鼻に押し戻そうとしますが、出ます。 そういうことを大爆笑しながらやってる私ですが、 さすがに日本ではできませんね。日本人の鼻毛チェックは厳しいですからね。 中学のときの担任が鼻毛が出てて、みんなに「ハナゲハナゲ」って呼ばれてて、女子には「キモイ～」とか非難GOGOで、帰りの会とかにも問題提起されてましたからね～。   日本では厳しく彼の鼻毛取り締まります。   

  2007年10月08日

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• ブサイクな彼

   わりと私はメキシコでうまく生きていってると思う。メキシコ人に意地悪されたりしてないし、ラテンにありがちなドロドロの恋愛劇場もないし、特にこれといって悩みもないし。 でも、たまに悲しくなるときがある。それはまわりのメキシコ人の私の彼に対しての評価。 相当悪口言ってくる。「大体そういう職業のひとは向上心がない。それにそんな人とつきあってたらアナタの評価も落ちるよ」 （そういうあなたの職業はなに？）とか、「目を覚まして！」みたいな、私の救世主になってくれようとしたひともいた。 と、コレを書いたらrisacocoはどれだけの悪と付き合ってるのかと思われそうですが、いやいや私も「？？？？？」ですよ。 最初の頃はきっと私の知らない何かがあるんだ。そういうのを聞かされて真剣に「やっぱり別れよう」と思ったこともあったけど、途中から「そういうとこが本当にあるんなら、人から聞かされて鵜呑みにするんじゃなくて、「恋は盲目」は怖いですから、人が言ってることもアドバイスとして聞いておいて、相手にそういうとこがあるなら自分で見つけて決めればいいや」と思い、早一年ちょい。そういう傾向は見当たらず、ケンカすることも、泣かされることもなく、日本行きのチケットを買うためにも貯金をしてくれる。 こんな感じで、つきあい始めた頃もずっと色々言われ続けてたけど、今も思い出したように一日中彼の悪口を言ってくる人もいる。 彼をよく知ってる人がいうなら分かるけど、１回２回、彼をチラリと見たことしかないのに、ひどい悪口を言ってくる。 周りの意見を聞く耳を持ったほうがいい。と思った。きっと私の知らない何かがあると思ったから。イヤ、今もそう心がけてますよ。 だから、今でも悪口を言ってくる人の意見も聞きますよ。 でも、内容は、一番多い意見が「ブサイク」（←これを言う人に限ってブサイク！そして「それはあなたの嫁さんに向かって言いなさい」と言いたくなる。）「サル」「貧乏」（←これを言う人に限って、「あんたが貧乏だろ！」と言いたくなる）「ジゴロ」（←ジゴロなくらいでいいですよ。それが過去ならば）「パーソナリティがない」（←今日初めて遠目で見ただけで何がお分かり？あんたは神様？）「いいところが何もない」 （←挨拶もしたことがないのに、あなたは誰？？！！） とまぁ、好き勝手に言ってくるわけです。それも真剣に延々と。 聞いてる限り、どうやらうちの彼はメキシコの中ではイケてないようで、例えば、Tシャツはズボンの中に入れたほうがこちらではイケてるけど、うちの彼は入れてないとか？こちらでは髪の毛は綺麗に切りそろえてジェルで固めたほうがイケてるけど、うちの彼は髪が天パでちょい長いから？（今、髪を切るのは私の役目だから私の責任！？） （これが不評に繋がってるの大いにある！） みんなにブサイクとか言われて、でも私は顔で選んだわけじゃないけど、ずっと一緒にいると顔にも愛着が湧いてきてどのパーツも好きになるわけです。私はそんなにブサイクとは思ってないし。 一応、悪口言われると聞きながらも反論するわけですが、こうも延々に言われると悲しくなるわけです。 さすがに、彼にはそんなことは言いませんが、 「こんなこと言ってくるやつがおってさー、ムカツクよね～」 てな感じでちょっと言ってみようかと思った日に限って、いつも元気な彼が病気で、自分が辛いときに、冗談を言って笑わせてくれたり、私のためにシャワーのお湯を準備してくれたり、探し物してたら私より先に見つけようとしてくれたり・・・ やっぱ、別に自分がいいならいいのだ。 それでも彼のことを、今後もこっそり厳しい目で見ていきます。（人に厳しく自分に甘く）  この世の中はたまに「なんで？？」と思うような人でも恋愛したり、結婚したり、と色々あるけど、その人にはいい人はいるわけで、なんだかんだで、世の中はうまくいってるのだ。  

  2007年09月29日

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• こういうナンパの手口。

   昨日、彼と映画館で待ち合わせをしてるとき（彼は友達と映画を観ていて、遅れてきた私とは映画館のロビー（？）で待ち合わせでした）、ちょっと時間があったので、映画館の売店でフラペチーノを頼もうと列に並んでた。（メキシコの映画館の売店（ポップコーンとか売ってる）は非常に回転が悪い！レジやる人が食べ物準備したりするから、クレープとか頼んだりするとクレープできるまで次に進まない！！他にもスタッフいたりするのに手伝わないし・・・） 私の前にいた家族の注文にもたついてて、「はよ、せんかなぁ～」とボ～としてると、後に並んでた私より年下であろう可愛らしい青年と目が合った。（ちなみに私は若者には興味はない。自他共に認めるオジ専） やっと、私のフラペチーのができて、飲みながらその辺のイスに座って彼が出てくるのを待ってたら、さっきの可愛い男の子が近づいてきて話しかけてきた。 「nhcihvbghv>Ljiuv ;ouvuh？」とゴニョゴニョ話すので聞き取り無くて、スペイン語で「なんて？」て聞き直したら、「あ、スペイン語できるの？アナタはfvgskj.d;:p0:？」 て、肝心なところが聞こえなくて、私も「ええ？なんて？なんて？」て聞きなおしてたら、「あなたの名前はファビオラ？」て聞いてきてた。 私はファビオラじゃないので、「いや、ファビオラじゃないけど？」と答えると、「そっか、ごめんね、知り合いにタイの子がいて、すんごいキミにそっくりでファビオラかと思った。クローンみたいにそっくりだ。」 と、ちょっと照れながら可愛くその青年は笑った。 私はふと、そういえば、私が日本を出てメキシコ来たあと、友人が私にそっくりな人を日本で見かけた！と言って、risacocoはまだ日本に潜伏してるんじゃないか。という説があったのを思い出して、 私は、どこにでもある平均顔なのかと思ってたら、日本にとどまらずタイまで私とそっくりさんがいるのか～。とちょっと感心した。 その可愛い男の子が「ここで何してんの？」と聞くので、「映画を観てる彼を待ってる」と答えたが、答えたあと、「あ、そんな風に言ってしまったら、私の彼は、彼女を置いてひとりで映画を見るイケてない彼と思われるかも！」と変な世間体を軽く気にした。  ひとことふたことその子と交わして、その子はひとりで映画館に消えてった。 いっときしてウチの彼が映画館から出てきた。 それから数時間して、何かの拍子に「私が知り合いのタイ人とそっくりだ」と言われた話を彼にしたら、 おいおいおい、それはメキシコでは普通のナンパの手口だぞ。 と言うのです。 まぁ、さすがにメキシコ人通しでは「○○人の誰々と似てる」とは言わないだろうけど、 「もしかして○○ちゃん？！」と適当に名前を言って、そこから会話のきっかけを作るんだそう。  ほうほうほう。  で、その手口、使ったことあるわけ？？？ と聞くと、あっさり、「あるよ～」  と答えておりました・・・。  なかなか声を掛けれないラテンじゃないアナタ、こういう手口を使って、恋のきっかけ掴んでみるのもいいんじゃない？？  

  2007年08月26日

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• ラテンの国での男女差別

   「男女差別」というと、＝「男尊女卑」という図式になりがちだけど、こういうラテン諸国じゃ女性にとって嬉しい男女差別がいろんなシーンである。 例えば、タクシー。タクシーを日本より一般に使うメキシコ。タクシー待ちをしてるとき、私より明らかに先に待っている男性が乗車拒否され、私のところで停まってくれたりします。だからと言って、その男性が喰ってかかってくることはありません。 でもこれはまだ私奥ゆかしいほう。先日、タクシーを待ってたら、先にタクシー待ちしてる男性がいたので、私は勿論、その人より前で待つことはせず、その人と５ｍくらい離れた位置でタクシーを待ってた。相乗りが可能なので、行き先が同じ方向だったら一緒に乗ろうと思ってた。 タクシーが男性の前で停まった。わたしも近づいた。その瞬間！！！ 急にメキシコ人女が現れて、そのタクシーにさっさと乗り込んで行ってしまったではないか！！！男性もあっけにとられて「オイオ～イ」という感じだったけど、別に怒ってる様子は無く、私はというと、スペイン語で汚い言葉を吐いた。「くそババア！」（あ、さすがにくちパクね♪）最近はむかつくときの言葉はスペイン語になってます・・・。 男性、その私のくちパクを読み取っちゃった様子です。 次のタクシーが男性の前で停まり、すると、その男性、さっきその「くそババア」に横取りされたにも関わらず、炎天下のなか、私に「お先にどうぞ♪」と言ってくれるではありませんか！さすがに、私も「いえいえ、お先にどうぞ」と言ったけど、お先に乗り込ませていただきました★乗るときに、男性に「どちらまで？」と聞くと同じ方向だったので、結局あいのりしていきましたが。  ラテン男もいろいろ大変ですなぁ～。   

  2007年08月13日

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• 優しいお方

   今日はバスに乗って帰宅することにした。バスに乗って、運転手さんにお金払って、空いてる席がなかったので、適当に片手でつかまりながら（吊革とかないですよ）、ケータイのメールを打っていた。 いつものように運転手さんが急ブレーキを踏むと、片手でつかまってたからか、私は体のバランスをくずしてよろめいた。 と同時に、 すぐ近くに座っていた男性が私の腕をグっと掴んで助けてくれた。 私はその人のななめ後ろに立っていて、彼のほうによろめいた形になって、思いっきりその人の足を踏んづけてしまったのだが、とっさに助けてくれたうえに、嫌な顔ひとつせず私に席を譲ってくれた。 多分、肉体労働系のお仕事の人で、仕事帰りで疲れてるはずなのに、そして多分私より後に降りるのに、易々と私に席を譲ってくれるなんて！！ でもここで「いえいえいえ」と断るのは逆にお互いが恰好悪くなるし、笑顔で「グラシアス♪」と言って、席に座った。 その後、どんどん人が乗ってきてギュウギュウになったんだけど、その人のお陰でゆっくり座って帰ることができました。途中で見失ったけど、きっとその人はあの満員バスの中を最後まで立って帰ったと思います。  ありがとうございました！！   

  2007年07月21日

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  ビーサンの履けないメキシコ人

                 　   うちのメキシコ人カレは、うちに来るとよく裸足になるのだが、２,３歩すれば足の裏が真っ黒になるのは自分の足で実証済み。足に裏が真っ黒になるのは、こまめに掃除しない私のせいだけど、言い訳させてもらうとウチは運動場の目の前にあるにも関わらず、私が風フェチなので家に居る間は、家のあらゆる窓を全開にし、もちろん暴風のときも喜んで♪なので、掃除しても半日で砂埃が入ってきてると思われる。（ホウキだけで掃除してるけど、本当はモップがけまでしなくちゃいけない・・・。なのでやっぱり私のせい？！） で、私は家ではいつもビーサン履いてるからいいけど、カレは持ってないので、日本から何故か持ってきた「ワラジ」（石垣島でわざわざ購入）をこれなら２８ｃｍの足のカレもギリギリ入るかなと思って貸したけど、「指が痛い」と言って、うまく履けなかった。 なので昨日はそんなカレの為にビーサンをプレゼントしました。（いつかカレが自分で買ってくるかなと思ってたが、そういう気配は全く無いので・・・）   すると、どうやら「わらじ」に関わらず、ビーサン型の履物は履きなれてないらしく、（オイオイ、カリブに住んでてビーサン履いたことないって！？）指に鼻緒（？）が当たるのが不快なのか、大げさに「痛い」と言ってました。家の中で数歩歩いただけで痛いわけないじゃ～ん。で、子供みたいにおかしな履き方をして。これでビーチには行けそうもありません。。。 個人的にはビーサン姿の男性って好きなんですがね～。   

  2007年06月23日

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• 私、メキシコ人の同僚に恐喝されてます。

   え～、私、会社の同僚のゲイのメキシコ人から恐喝されています。彼を仮にＧとします。 簡単に話すと、数日前、私を気に入ってくれてる他のメキシコ人同僚（仮にＰとします）が私に後から抱きついた瞬間をＧが写メに収め、それを「ばら撒かれたくなかったら、金を払え」とのこと。まぁね、セクハラなんて慣れたもんですから、ホッペタにチュっとする普通の挨拶のときに、どさくさに紛れてギューっとされたりすることは、別にどうでもいいんですが、 Ｇは私に彼氏がいるのは知ってるので（ほぼみんな知ってる）Ｇいわく、この写真をウチのオフィスと私の彼氏の職場にばら撒くぞ。と、なんとまぁ、本気になれないようなことを言ってくるわけです。 今日はそのＧと仕事をしたんですが、 終始それを言ってきて、「写真２枚で４００ペソ（４千円）払え！！」と言ってくるわけです。でないと本気でばら撒くぞ。と。「信じないのか？過去にもコレで商売して、人を泣かせてんだからね！！」（ホントか～？？） 私はこれっぽっちも払う気はないので、「Ｐがお金持ってるからＰが払うよ」と言い続けてたのですが、肝心のＰはどうやらその写真をばら撒いて欲しいと言う！！Ｐは私と彼氏との関係を壊したいのです。 ちょっと昼ドラみたいになってきました。 今日の仕事帰り、Ｇと私とドライバーと３人で乗ってて、いつまでもひつこく言い続けるので、私は「はいはい、写真ばら撒いていいから。で、全部剥がしに行くから。って、だいたい私は有名人じゃないんだからそんな写真ばら撒いたところで、誰も私ってわからんってば」となだめると、「以外にアンタの顔を売れてる！それにＰは有名だから、Ｐの嫁ということにするのだ！そしてアンタは彼氏とは終わりよ！！４００ペソ払え！！」 私は、少し方向性をかえて、「ねぇねぇ、なんで大体私のこと邪魔して傷つけるの？アナタは大人でしょ？大人がこんなコドモ相手にお金お金って言ってひどい！！」 すると、Ｇ「傷つけてないよ、Ｓｏｒｒｙこれは商売よ。ネゴシオ。昼ドラみたいに悲劇のヒロインになるなよ」私「なんのネゴシオよ！」Ｇ「パパラッチ」私「貴女はいいヒトよ！そんな仕事には向いてないわ。そんな仕事辞めておしまい！！」  ちっともラチがあかないのです・・・。 とうとう、私はＧの隙をみて彼のケータイを奪いました。助手席にいるＧは反逆してきて、後の席にいる私へ乗り込んできました。断っておきますが、彼Ｇ、５０歳近くですよ。 多分最初は遊び半分だったのが、だんだんエスカレートしてきて、今度はＧが私のカバンを奪い、ケータイを奪おうとしますが、残念でした、ズボンのポッケに入ってます。するとＧは私のズボンめがけて飛び込んでくる。彼、かなりの巨漢ですよ。その隙に彼のカバンを奪い、でも今度はＧ、私がズボンにつけてる鍵を狙って飛び込んできました。それと同時にＧのケータイを取り返そうと私の両手を物凄い力で掴み、その瞬間私がとっさにとった行動は、そのＧのケータイ、口でくわえ込みました！結構、ワタシ冴えてます！！ ちょっとそれにはＧもビビってましたが。一応、Ｇ、オカマですが男ですからね。でも乱闘してるときはそんなの私もお構いなしで本気で挑みました。 もみ合ってるウチに、Ｇが首から提げてる仕事で必要なＩＤカードがチェーンごと切れ、飛び散った隙に、私はすかさずそのＩＤカードを奪いとり、 またそこで私が思わずとった行動は、そのＩＤカードをおしりに入れました！！あ、穴じゃないですよ。ズボンとパンツの間のおしり。 ふふふ、ざまーみろ！！ 全ての鍵を一緒に付けてる私は、その鍵を奪われ、Ｇはざまーみろといった感じで、「この鍵Ｐに売るからな！帰ったらＰがベットで寝てるぞ」と言いますが、それならどうぞ、今日辺り大家が家賃受け取りにくるので、Ｐに家賃払ってもらいましょう。それに彼氏がちょうど今日はウチの合鍵持ってったので、夜までまてば問題なし。 まぁ、車の中で大の大人、決して華奢じゃない私と、巨漢のオカマメキシコ人の乱知気騒ぎはちょっと凄かったと思います。弟との兄弟ゲンカを思い出しました。 オフィスに着くと、私は速攻でＧのＩＤカードをもったまま車を飛び降り、ちょうど自転車の鍵をオフィスのセキュリティにその辺のコンビニに私のチャリで行けるよう、預けてたので返してもらい、チャリに飛び乗り「アディオス！！！」と叫び、Ｇが持ってるのは私の鍵だけ。 私が持ってるＧのＩＤカードがなければ今後Ｇは仕事に行けない。私んちの鍵なんてくれてやるーーーー！！ と、チャリを飛ばしてたら、後から巨漢のＧが「待って～待って～！！」 と小走りに追いかけてくる。 この道を渡れば、もうＧも走って来れない。ざまーみろ！参ったか！私を舐めるんじゃないわよ！！！！  でもまぁ、私もお遊びだったので、そこまではせず、巨漢のＧを待ってあげると、「ハイ」と私の鍵を返してくれた。 彼のＩＤカードはまだ私のオケツの中。 「じゃ、はい、写真を消して！」素直に消してました。画面がよく見えなかったのでどれを削除してるのか確認できなかったから、「今、何消したか分からない！消した証拠が無い！証拠を見せて！」と、言っても削除したんだから証拠はないのは分かってますが、私の意地悪です。 私もおしりで温めておいたＩＤカードを彼に返し、彼は「あ、カードが壊れてる！金払え！」と懲りずに言って来ます。笑 Ｇは私に、「もう！遊んでるだけなのに、本気になって！もうrisacocoとは遊ばない！！プンプン！！」と言って、私の頭をなでなでしました。私も素直に頭をなでられ。 ちょっとそれが嬉しかったりして・・・。笑  いやぁ、こんな大人になって、巨漢のオカマと取っ組みあいを車の中でするとは私も思いませんでしたよ。何やってんですかね～私。だって、本気でかかってくるんだもん。 昨日のヨガの筋肉痛プラス、今日、普段使ってない筋肉と変なアドレナリンがでて疲れました。   今日のこの一件で私のイメージが崩れてしまった方ごめんなさい。どんだけ？ 私は静かに生きたいだけなのです。         

  2007年06月19日

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  ある日どこかのメキシコ人家族

   　　　　　　　　 微笑ましい一枚。家族って素敵・・・。 

  2007年06月12日

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  ミニスカートより○○がお好き？

   　　　　　　　　　 普段はそんなに何か買ってくれたりしてくれない彼が、最近ハマって私にプレゼントしてくれるものがある。それはセクシーなワンピースや、ミニスカートとかではなく、 それは短パン。 あ、ショートパンツって言えばお洒落だし、流行ってる？ プラヤ・デル・カルメンに行くときに買ってくれるんですが、「これ試着してみて」と言われるがままに試着し、それがかなり気に入った様子で買ってくれ、家で着てるとかなり喜んでくれる。で、別の日に行くと他の色、結局３回行って、３色全てそろえてくれました♪いや、断っておきますが、自分から「これ買って」とかは言いませんよ。さすがに３色目を買ってくれようとしたときは「いや、もう２枚買ってくれたから悪いよ」と言いましたが、「じゃあ要らない？」と聞かれたので、「いる」と答えておきました♪こういうときだけじゃなく、私が日本人的変な遠慮をすると、私たちの場合、彼がイラっとくるみたいなので、素直にしてたほうがうまくいきます。 いつもデニムばっかり履いてる私ですが、短パンって超快適★ で、短パンはいてる私の姿を見て喜ぶ彼ですが、一応メキシコ人でラテン諸国人なのに、ミニスカートより短パンに喜ぶってちょっと変わってます・・・。友達の彼氏（日本人）で、彼女（２０台後半）がビキニをきるよりスクール水着を着るほうが断然喜ぶって人もいますしね～。あ、それはちょっと違う意味で喜んでる？？  それにしても、やっぱり外国人は脚の形きれいですね～。太ってても、その脚でその体重支えれるのかー！？っていう、脚と体の比重に反した人（脚が細いという意味で）沢山いますね。私はチャリで鍛えた、たくましい自分のふくらはぎが嫌ですなので脚出すのは嫌なのであります・・・。  

  2007年06月06日

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  土曜の夜はポリスメン

   土曜の夜、初めてメキシコ警察へいきました。 ・・・と書くと、早とちりな母が「アンタ！何しでかしたのっ！！！」って、パニックになるので引っ張らずに書きますが。 彼の友人が事故にあったと連絡があったので、行ってきました。ここのところカンクン周辺雨がひどく、会社の同僚も車が横転して、首にエリザベスみたいなのを付けてました。新車で良い車だったのにかわいそう・・・・。 土曜の夜の警察署、なかなか賑わってました。すると、彼の他の友人も来てて、その人も事故ったそうです。 みんな待たせれてるようで、人が溢れかえってるのは、事故を起こした人が多いからと、警察、または弁護士がなかなか来なくて待ちぼうけをしてるようです。 私たちも、彼の友人がなかなか出てこないので中で待っていると、コーヒーの自動販売機がありました。メキシコは缶コーヒーというものがないので、コーヒーの自販機は紙コップのやつです。それでも、なかなかその辺にあるものではなく、私は警察署に入ったときから、このコーヒーの機械が気になって気になってしょうがありませんでした。 人が飲んでるのを見ると、私もすんごく飲みたくなりました。コーヒーの自販機と書きましたが、コーヒーは売ってなく、カプチーノ、モカ、チョコレートが主流でした。ブラックコーヒーなんてこっちじゃ誰も飲みません。６ペソ入れて［カプチーノ］をぽちっと。 カプチーノをすすりながら、警察署で待ちぼうけするのも粋だなぁ～。（警察のお世話にはなりたくないですけど）あ、そういえば、５年ほど前、旅の流れでメキシコシティにちょこっと住んでた頃、近所に住んでた警察官にプロポーズされたなぁ。（つきあってません）断ったら、「なんで！？俺はマッチョだし、ポリシアだ！他に何が欲しい？！」って言ってた。なんだ？その決め文句は？？メキシコはマッチョがそんなに売りかぁ？でも、「何が欲しい」って言ってくるので、「犬」と答えておきました。  いやいや、もちろん貰ってないですよ。ジョークで言ったんですよ！ありえないけど、もしそのとき「Ｓｉ（yes）」と答えてたら、私は今頃メキシコシティ警察の妻・・。市民からカツアゲた銭で生活してたかな～。 って、おっとっと、それは言いすぎました。  さて、どうやら友人は雨で事故ったのではなく、酔っ払いに車を後からぶつけられて、それで玉突きになったそう。誰も怪我もなく不幸中の幸い。結構待ったけど、それでもまだまだ終わりそうになかったので、私たちは結局その彼を置いて帰りました。 印象的だったのが、署の中にマリア様コーナーがデカデカとあったこと。メキシコ人のほとんどがカトリックなので、なんとなく頷けるし、外人の私からすると面白いというくらいにしか思わないけど、カトリックではない彼が、「ここにコレがあるのはおかしい」と、言うので、私は、「やっぱ人は困ったときには神様に頼りたいからじゃない？」と答えると、「それはそう。だけど、警察は個人のものじゃなくて政府なのに、この公共の場に特定の宗教を持ち込むのはおかしい」と言いました。彼は別にカトリックを批判する気はさらさらない。でも、↑この言葉を聞いて、「確かに！！！」と思いました。   さて、みなさんも、土曜の午後、ふらりと警察署を訪れて、コーヒータイムするのはいかがでしょうか。出入り自由。カプチーノ６ペソ（６０円）。人間交差点。すてきなマッチョと出会えるかも？？！！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（人間交差点の図）

  2007年02月13日

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  わたしの、あなたの、明るい家族計画。

   　　　　　　 　　　　　　　　  今日は、知り合いの女の子のお話。 彼女は私より少し若くて、ちゃくって、メキシコには珍しいバリバリなｼｮｰﾄｶｯﾄで、いつもキャップを被ってる。初めて会ったときは「男の子」と本気で思ってた。どうやら、彼女は男の子より女の子のほうが好きっぽい。そう、まだハッキリと確信してなかったころ、彼女（Ａちゃんと呼ぶとしよう）に「彼氏いるの～？」とか「結婚してるの？」（←メキシコでは聞くのは普通）返事は「いないよ～」 ある日、また同じような会話をしてて「Ａちゃん、子供とか欲しくないの？」とかって話をしてたら、「わたし子供いるよ」と、言うからちょっとビックリした。さすがメキシコだなぁ。と感じた。メキシコは普通に会話の中で、「結婚してんの？」『いな～い』「じゃあ、子供はいるの？」って繰り広げられる。 メキシコでは私は外国人でしかもアジア人だからか、初対面でも普通に聞いてくる。Ｔａｘｉの中とかで、よく「結婚してんの？」ってＴａｘｉのおじちゃんに聞かれる。別に気分を害すことは私はないけど。 Ａちゃんの話をよくよく聞くと、Ａちゃんの子の「お父さん」はいないらしい。厳密に言うと、「お父さんは誰だか分からない」 えええええええええええ？！ Ａちゃんは「お父さんは誰か分からない」とかって、言うから、私はてっきりＡちゃんは女の子のほうが好きだと思ってたから、「そ、そ、そんな～。お父さんが誰だか分かんないって～？！やっぱり、Ａちゃんは女の子で、男の人が好きだったのね。でもっ、でもっ、相手が誰か分からないような、そんな不特定多数の人とぉ？？！！」って、Ａちゃんに分からないように内心ちょっとビックリしてたら、 「いやいや違うって。勘違いしてるよ。私の息子は私が産んだ子じゃない。私の友達の子供。彼女は私に子供を預けたまま姿を消えた。何年も経つけど一度も連絡はない。私はこの子のお父さんは知らない。でも、もう彼は私の子供。苗字も私のに変えた。でも今は、おじ＆おばのとこに預けてる。私は働いて仕送りを送ってる。おじたちには子供がいないから自分の子のように可愛がって育ててる。子供もそのことを知ってる。でも私は彼のママだし、彼も私のことをママと呼んでる。」 そんな話を聞いて、数ヶ月が経ったクリスマス頃。なんだかＡちゃんの元気がない。「どう？元気？どうした？疲れてる？」って声をかけたけど、「うん。ちょっと疲れ気味」って会話を交わしたけど、そんなに仲がいいわけでもないので流した。 クリスマスが過ぎた数日後、また顔を合わせたので、「元気？」と、聞くと、実はね・・・・「実は息子が交通事故に遭ってね・・・。学校のクリスマスパーティに行く途中に車にはねられた。相手は誰だか分かってない。ひき逃げ。本当はクリスマスはカンクンに来て冬休みを過ごすはずだったんだけど。。。。」って話をした。Ａちゃんの息子が住んでるのはコスメル島っていう、カンクンからそう遠くはない島。ダイビングで有名な美しいところ。小さな島なのでひき逃げした犯人はすぐ捕まるよ！と励ましたが、今現在捕まってないらしい・・・。もちろん病院代は実費。事故の目撃者もいるのに！なんで捕まらないの？！警察のずさんさが分かるね。 その子はだんだん回復に向かっているというので、ちょっとひと安心。 私の他の知り合いも、自分の子じゃない子を育ててる人がいる。息子１２歳。元彼女が他の人とつくった子。一度、その親子に会ったことがあるけど、血は繋がってないのに不思議とそっくりなんだ！「そっくりね！！」と言うと、「そうやろ？？」って嬉しそうに言った。「なんで、ひきとったの？」と聞くと、「元彼女は多数の彼氏がいてちゃんと育てないし、自分は子供が好きだから。」彼の家族や両親はその血の繋がってない孫を、他の孫と遜色なく可愛がってるという。もちろん、その子は自分の父親じゃないことは知ってる。その親子はすんごい仲良し。仕事で会うたびに、息子の話をしてきて、漢字で息子の名前を書いてくれ。とか、息子に、「今日からこの人（私のこと）がママだ。ホラ、ママって呼べ！」って・・・。おいおいおい！ちょっと待ってくれよ。なによりもまず、私はアンタの彼女じゃないし！！笑おい！！息子よ！！オマエもあっさり私のこと「ママ」って呼ぶなよ！！　笑       ここ不思議の国メキシコ。懐が深いというか、情が深いというか。それぞれに傷は持ってるのかもしれませんが、悲壮感を漂わせてる人は少ないです。少なくとも、いま私の話のなかで出てきたひとたちは。  いろんな人生があるものです。   

  2007年01月20日

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• 感動！！ベベとおせちと胸毛と。

   先日、知り合いに赤ちゃんが産まれました♪メキシコ人と日本人のハーフ♪彼女は産後６日でまだきついときにも関わらず、元旦にお家に招いてくれました。赤ちゃんは、ちっちゃくってすんごいかわいいっ♪まだ、メキシコよりか日本よりか赤ちゃん過ぎて分からない。でもパパは白いしなぁ。ちょっとだけ早めに出てきた赤ちゃんだけど、しっかりしてて、集まった日本人は男女とも出産経験がないし、生まれたての赤ちゃんを間近でマジマジとみたことがないので、「わーーー！！　指がある！爪がある！ふくらはぎがある！髪の毛がはえてる！わぁ！目やにで目が開かない、綿棒でとってあげよう！ええっ！怖いよ！　へその緒がサザエの肝みたいっ！！ 」などと、みんな好き勝手に、せっかく寝ている赤ちゃんを取り巻いて興奮の嵐でした。出産後ののママは、少々疲れ気味だったけど、なんか母としての肝が据わったかんじでした。「母は強し」「母は美しい」と感じました。 あと、出産のときの話もきけて、おもしろかった～！！でかく生まれた私は、さぞかしウチのお母さんは大変だっただろうなぁ。と痛感しました。（確かに大変だったと何回も聞かせれたけど・・・） さ～ら～に～！！今回、実はおせちを準備してくれていたのです！！！カンクンの日本食屋さんからお取り寄せしてくれてて、おせち、お雑煮、お寿司が準備されていたのです！！！！リサコかなり感激！！（←キモイ？）ひとりで悲しい年越しをした私ですが、元旦早々、こんなものが食べてれ幸せです♪きついときなのに、ここまで準備してくださって本当に感謝！！ 数の子とか、伊達巻とか、魚を昆布で巻いたもの、とか、レンコンにも感動しました。メキシコでレンコン見たことないよ。あるのかな？メキシコ人にとっては冷たい料理ってあんまり好きじゃないかな。そのくせ猫舌なんだよねメキシコ人。 それから、赤ちゃんの写真をスライドで見たり、面白いことに、赤ちゃんはパパのもしゃもしゃの胸毛が好き。もう、それだけで、私はかわいいーーーーーっ！！って思ってしまう。 わたくし、いま、かなり「赤ちゃん欲しい」です。う～ん、厳密にいうと「赤ちゃん欲しい」ってより「子育てがしたい」。しかも３人欲しいしね。あ、私が毎日のぞきに行ってるブログのほとんどが、子育てのブログだわ！！ くれぐれも、想像妊娠しないように気をつけます。 

  2007年01月02日

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• おいちゃんは今日もゆく

   こんな雨のなか、今日も「ぱんぱんのパン屋さん」のおいちゃんはゆく。 ぱんぱんのぱん屋さん おいちゃんの叩く手は遠くからでも聞こえる。おいちゃん雨なのにパン濡れない？？おいちゃんがウチのアパートを通ったとき、私は待ち構えたように「Voy（行くよ～）」と言って呼び止め、開けてたズボンのチャックを慌てて閉め、財布をもって飛び出した。おいちゃん、きいろのカッパがいい感じ。意外にもお客さん集まってる。（と、いっても私いれて3人だけど）。雨だから逆に外に出て買物しそこなった人がいるからかな。菓子パン4個買って１０ペソ（100円くらい） 結構メキシコ人の中でもマヤ人をバカにするひといるけど、（マヤ人もメキシコ人だけどね）、わたし結構マヤの人たち好きなんよねぇ。恋愛対象とかじゃなくてね。 パン屋のおいちゃんガンバレ★（※「おいちゃんおいちゃん」って勝手に言ってるけど、ホントは30歳ちょっとと思う。こっちの人老けて見えるからね。ごめんねおいちゃん）

  2006年11月14日

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• いろいろメキシコ人

   メキシコ人、世界でいろいろがんばってます★ メキシコのエリカさん、ニューハーフのミスコン世界女王に 　メキシコの漁師、漂流記の映画化で億万長者に

  2006年10月30日

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  ここはどこ？

   　　　　　  カリブだけど、どうみてもメキシコ風じゃない。まぁ、背景は絵だけどね。笑。　夕方、お店が閉まったあとのお店のシャッターを背に、おじいちゃん（？）と子供が太鼓叩いてたんだけど、この子、超太鼓うまいの！しかもかわいいしね！どこの出身かわからないけど、やっぱり「血」が違うのよね～。体に刻まれたリズムというか。超きもちい太鼓でした。

  2006年10月22日

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