半熟ババァ-読書感想や欲しいもの-雲の彼方に('ω')ノ-

2015/12/17(木)18:58

夫婦別姓は、なぜ「夫が積極的に姓を変えよう」ではなく「別姓にしよう」なのか

労働/保育/家族問題2015以前_労働と保育-M字曲線のカチ上げ-(142)

相方のお尻に何をする人ぞ 皆様ごきげんうるわしう、来月の夫婦別姓(あと再婚禁止期間)の最高裁判決が楽しみですね! さて、夫婦別姓が実際どんなところかといいますと、妻の姓にした夫はたったの3.8%(2014年)だそうです。 私も本名は夫の姓です。 ものすごく腹立たしいです。 婚姻届を出すときに、もんのすごく抵抗しました。 まず、夫の姓がすさまじくダサいのです。 漢字がダサい、響きがダサい、ローマ字にしてもダサい。 マジ勘弁です。 ちなみに、私の旧姓は、フツーです。 カッコよくもないけど、ダサくもないです。 なので、フツーからダサいへ転落。 これが、「希少性があり美しく価値のある姓」の女性だったりしたら、むごたらしいことですよ! 先日の新聞記事では、「ぜひ後世に残したい姓」の女性が、「氏を変えるのマジ勘弁」と非常に苦悩されていらっしゃいました。 このお悩みは当然のことです。 野郎がパンピー姓だったら、野郎の側が姓を退くべきです。 たとえばさー 「花京院典子」が「山田典子」にでもなったらどうすんだよ!! 国家の大問題ですよ! 私は「花京院典子」を「山田典子」にした男を、絶対に許さない。 というカッコ良さ論はこの辺にして。 (人それぞれでいろんな理由がありますけど、みなさんわかってるとおり「いろんな理由がありあまって話題に事欠かない状態」) 姓を変えるというのは、けっこうな大仕事なのですよ。 やった人はわかると思うけど。 私も3回変えてますからね。 クッッッソめんどくさい。 こちとら仕事してんだ、平日の昼間なんかに手続きできるかバーカ。 (面倒なのは手続きだけではありませんが) ということになると、 「女性ばかりに姓の変更を求めていて、偏っているな。  ならば、夫が積極的に姓を変えなきゃダメじゃないか!」 という旋風が起こってもいいようなものですが… そんな話にはなっていません。 出てるのは「じゃあ別姓にしよう」という案です。 男性側もわかってるんですよ、姓を変えるのがさまざまな面倒を引き起こすということが。 その面倒を「引き受けるのはイヤでーす」というのが、最初に紹介した姓の割合に現れておりますよね。 そんな中でも妻の姓にしたという3.8%の男性には、HISから旅行でもプレゼントしたらいいんじゃなかろうか。 「夫が積極的に姓を変えよう」ではなく「別姓にしよう」になるのは、姦通罪の廃止と同じようなもんだと思います。 その昔、日本にも姦通罪という 「妻が浮気したら逮捕」 というものがありましてですね。 (韓国にはまだあるらしい) あるとき、 「なぜ女性だけなのだ。これは不平等ではないか。  夫も浮気したら逮捕にしよう!」 という議論が起こったのです。 先が見える結末ですが、国会議員の御仁には、豊富に愛人さんがいるわけです。 「夫も妻も、浮気したらみんな逮捕!」にしちゃったら、国会議員みんな逮捕です。 で、仕方ないから「浮気したら逮捕っていうのは廃止しましょう」ということになりました。 夫婦別姓も同じことで、 「女性ばかりに姓の変更を求めるのはやめて、男性の半分に姓を変えてもらいましょう」 にするとみんな嫌がってやらないから、 「だったらもう、同じ性にしなくていいことにしよう。別姓、別姓。」 となったんじゃないでしょうか。 ちなみに、先進国世界において実質「夫の姓を名乗るしかない」国というのは、日本くらなもんです。 なんで、代議士(←ああごめん、あんときたぶん参院だったわ)の某というオッサンが「家族のきずなが!家族のきずなが!家族のきずなが!」とか言ってんのは意味なくて、だったら世界各国は家族のきずながやたら弱くて、日本が強いのかっていうとそンなことないじゃん。 やっぱりおかしいですね、日本。 ちなみに、夫婦別姓がOKになったら、離婚・再婚という手続きを踏んででも、旧姓に戻したいですよー。 ↓花京院という姓は残した方がいいよねボタン にほんブログ村

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