あんどうりす の りす便り

2006/01/07(土)21:06

プリンスエドワード島のクリスマス 2歳児連れPEI島 冬3

アウトドア(40)

 モントリオールからシャーロットタウンにむけた飛行機が出発して1時間ほどたったころ、下には海だか陸だかわからない不思議な光景がひろがっていた。よくみると氷のはった海。北海道の流氷をみたが、海岸からだったので、あ。氷だというくらいにしかわからなかったが、上空からプロペラ機でみれるなんてなんだか贅沢。なんて気分にひたるのもつかのま、眠れない息子がぐずっている。だっこで眠らせようとしたら、ばたばたして、狭い座席のテーブルにのったジュースを足でけとばしてしまって、隣のおにーさんにかかってしまった。席をかわってくれた優しいおにーさんは、心配しなくていいよと言ってくれて、パーサーにナフキンまで頼んでくれた。かっこいい!けれども眠れない息子はそれどころではなく、ぐずぐず。。。やっと寝たと思ったら、着陸態勢に入るので、パーサーの人に座席でシートベルトをとキツクいいわたされた。大きな飛行機ではスリングだっこでも許されたが、2歳には責任が伴うようだ。仕方なくすわらせると、おきちゃって大泣き。着陸してもなきわめいてました~。  シャーロットタウン空港は、ほんとうにちっちゃくてのんびりしている。いとこがWELCOME PEIの絵を持って待っていてくれて、みながほほえんでロビーにはいっていく。  すぐ目の前が荷物をとる場所。おむかえの人と一緒に荷物をとれるのが、小さな空港のいいところかも。でも、アメリカ経由でくると、シャロットタウンで税関になるから、夏は荷物は別のところでとったのかもしれない。  まずは、妹夫婦の家でひとやすみ。  雪が40センチくらい積もっている。家の中には2メートル50センチくらいあるツリー。それでも100ドルくらいで買ったというから、日本よりずっと安い。うちの家には背が高すぎてはいらないから買えないけど(^^;)  食べ損ねたお昼ご飯をいただく。鮭のおむすびを作ってくれていたのだが、和食にうえている息子は真っ白なご飯がいいと言う。おとなは、その土地のおいしいものを食べようと思うからいいけど、2歳になると、味覚っていうのは完成してるもんなんだろうか?息子だけがひたすら白いごはんとみそ汁と納豆を食べたがっていた。で、白いご飯を口にするなり、「すごくおいしい!!!」を連発。  そのあと、家の近所にお買い物にでかける。日が沈むと、家々のかざりつけが際立ってくる。ただでさえおしゃれな平屋のおうちいっぱいにLEDライトがともっている。カラフルなライトや、白だけで雰囲気をだしているところ、赤だけにしているところなんかもあった。おっきなトナカイライトや雪だるまライトを外にかざり、窓のカーテンは少しあけて、中のツリーや暖炉がみえるようにしている。日本のように垣根がないので、外から家のなかがよくみえる。マッチ売りの少女の話で家のなかの灯りでせつなくなるシーンがいまいちぴんと来なかったが、ここで灯りをみて、すごくよくわかった。どこの家もとても幸せそうにみえる。みてるだけなら、とてもつらくせつない気分になりそうだ。車の中で息子はやっと安心して寝てしまった。ごはんを食べられて安心したみたいだ。長旅おつかれさま。。えらかったね。  次の日、妹の島での友人たちと大学の隣のスケートリンクに行った。ちっちゃなリンクなのだが、横には温水プールもあって、たくさん人が入っている。スケート靴のレンタルなんかはないのだけど、フリマで安く買えるので問題ないそうだ。しかも、靴のまんまはいってもオッケー。息子と私は靴がないので、靴のまますべった。車椅子の人はそのまますべっているし、ベビーカーもおしながら、すべってるママがいた。妹がいうには、若い夫婦が生後2ヶ月くらいの子をそりに乗せ、ひもをおなかでひっぱり楽しく暴走してるのを見たという。みんな楽しそう。お母さんのいいストレス解消になるなあ。。車椅子の人もとっても気軽に楽しんでいる。みんなの幸せな気分が伝わってきて、すごく楽しいスケートだった。 つづく  「

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