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カテゴリ:映画
![]() 久しぶりに映画を見ました。 ピーター・ジャクソン(指輪物語の)とスピルバーグだし、 「遺された家族や友人を天国から見守る」というあらすじだったので、 『ゴースト』よろしく、ファンタジックな内容かと思っていたのですが、 結構シビアでした。 少女たちの連続猟奇殺人のことなので、 それを思えば全然きれいな感じの仕上がりではありますが。 犠牲になったスージー役と犯人ハーヴイ役のふたりは アカデミー賞にノミネートされたそうです。 アメリカなどではこのような事件もしかり、 大人の女性ばかりを狙った事件が少なくないので、 実際の犠牲者やその家族のことを思ったら、 おとぎ話にしている場合ではないと納得しました。 スリリングはスリリングだし、 きれいはきれいだし、 作品としての仕上がりはさすがです。 私が、痛いのとか、怖いのとか、辛いのとかを あまり好まない、というのがあるのですが。。 犠牲になった少女スージーが死後に語る形になっているのだけれど、 救われるのは、スージー自身が、 死んでしまったことを受け入れている前提で お話しが進むからなのだと思いました。 その点、巧みな演出ということでしょうか。 やり残したことがあると、 恋をした男の子に会ってから向こうの世界へ行くという、 なんとも少女らしい最後。 これで、彼女に告白した彼も区切りがつくのかな。 残された人たちは彼らがどのタイミングで天国へ行くか 気付かないものだ、と語ってたけど、 やっぱりずっとずっと一緒という訳にはいかないものなのかな。 宗教によっていろいろなのだろうけれど(←全く分かっていないが) 残された者が上手に消化して穏やかに強く生きていくことが大事。 それにしても、このような話を聞くと、 自分の子供を持つのが怖いな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.24 03:28:26
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