456480 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

リツノサンデー

リツノサンデー

Calendar

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2024.05
2024.01.04
XML
カテゴリ:映画


2020年イタリア/ルーマニア/イギリス(2023年@日本公開)。
ウベルト・パゾリーニ監督・脚本。
これは秀作です。
ジョンは4歳の男の子マイケルを育てている33歳のシングルファーザーで余命はわずか。
里親を探してタイムリミットに焦ってはいるが、日常は淡々としている。
幼稚園へ送り迎えして、公園をお散歩して、
アイスを食べて、パパのお誕生日ケーキを作って。
何気ない幸せな毎日を送り、
お互い多くは語らないけれど、本当の親子のようでした。
へそを曲げたマイケルに、着替えるまで部屋から出るなと言い、
やがてお部屋のドアから、本やおもちゃが投げ出されてくるのだけれど、
そこでジョンは、叱る諭すではなく、「微笑む」。

ジョンのマイケルに対する眼差しはいつだって優しい。
ジョンは初め、自分の存在や思い出ボックスを否定していたけれど、
やっぱり残すことに。
お母さんの写真と手袋、自身の商売道具(窓拭き)。
それから、マイケルの大好きな赤の封筒にたくさんの手紙を残す。
「免許を取った時に読んで」とか。
「死んだら土にかえるのではなく、空気になる。パパの声は聞こえなくてもそばいいる。」

おぉマイケル、忘れないでくれ。
ちょうどよい場面で映像が静止して終わるのもよかった。
マイケルの表情がとっても印象的。
これは秀作です。(2回目)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.01.16 18:49:19
[映画] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.