各種問題点を鋭く追求したり、しなかったり

2006/01/16(月)19:27

24ようやく見終わりました

CD DVD(33)

いやあ~、長かったです。この間あんまりサイトの更新もできず、見続けていました。 既にシーズン5も開始されたようですが、一応はシーズン4でいったん終わりです。 再開するかどうかは微妙なラストでした。そのまま終わってもいいように作られてました。 でも、終わることを視聴者が許さなかったのでしょうね。ドラゴンボールみたいです。 24が普通のテロリスト物より面白いのは、政治がかなり入ってくるところで、これが非常なリアルさを与えていたからなのでしょう。 シーズン当初、ジャックを毛嫌いしていたトニーも、途中からジャックに傾倒していき、その恋人のミシェルも戻ってきて、更にその上司もジャックを支援している。3で問題児だった、プログラマーとして極めて優秀なクロエもジャックだけは信頼している。 そんな中、一貫してジャックを信頼し続けたのは、2と3で大統領を務めたデビッド・パーマーだけだ。 家族でも恋人でもなく、ジャックを信頼し続けたのはデビッドただひとりだったのだ。 孤立無援だが、その一貫した努力を理解する者が徐々に増えていくところは、かつての人気TVドラマ「逃亡者」を思わせるところもあります。 デビッドが大統領選から退き、その後釜に座ったキーラーが暗殺され、幸い一命を取り留めたものの、代理になった副大統領はどうしようもなく無能な男だった。そのアドバイザーとしてデビッドがかり出され、無事事件は解決した後、政治的な理由でジャックを抹殺しようとする。 これを救ったのが、デビッド、トニー、ミシェル、クロエだった。家族でも恋人でもないところが、悲しいといえば悲しいが、友としてジャックを救った彼等の行動には涙が出てきますね。 酷いシナリオだった3に比べて、4はオーソドックスな手法でドラマが進行したので、先読みが可能でした。 それにしても、マルワンは強敵だった。運の強さもシリーズピカイチのテロリストだったと思いますね。

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