まだ話していない友達もいるので、ここで公表するのは

どうかと思ったんですが、私の記録ですから、書いてみようと

思います。

私が６ヶ月の息子を抱えて北海道に帰ってきた理由は、両親に

息子を見せたかったからです。本当は長野に来てもらいたかっ

たけど、母が認知症と糖尿病を患っているのでなかなか長旅は

難しいのです。

　もう少し早く私が子供を産んでたら、子育てのことをいっぱ

い聞きたかったんですが、今はもう叶いません。
　
　そこで小さい頃に見た母の育児日記を探したら、

見つかりました！

私は長女なので、妊娠の時から詳細に記録されていました。

　私が起きないので、寝たまま沐浴したこと、知り合いに服の

お下がりを貰いにいったら、私の方が大きくてもらえなかった

こと、高いところから落ちて３針縫ったことなど･･･

一気に読みました。

その中で、こんな文章がありました。そのまま載せてみます。

「この頃（４ヶ月半くらい）、大人と同じように扱ってもいいのでは
と思われる時もある。時々ドキッとするときもある。
ニコッと笑いかけてきたり、今に何かを話して動き出すのではないか
と思われる時もある。黙ってみていると、この子には未来があるなー
って感じになる。
母は両親がいず、さびしい思いやみじめな思いをしたが、この子には
そんな思いをさせず、のびのびと育って欲しい。そして好きな道を
見つけて、進んで欲しい。
けれど絶対に無理強いはしないつもりです。
できれば人の為になる人になってください。
母のように若い時の夢を途中で止めないように、あなたは育てたい。」

頑固で口数の多い母ではなかったけど、こんなことを

思って育ててくれたんだなあと思った。

おかげで、本当にのびのび育ててもらいました。

不思議なことに私がふうちゃんに思うことと一緒でした。

言葉にはしなくても、きちんと私の中に母の思いが根付いて

いるのですね。

自分の母にはおいしい肉じゃがの作り方を教えてもらえないけど

代わりに義理のお母さんには良くしてもらってます。

他にも良くしてくれるお母さんのような人もいます。

そんな私は幸せものだと思うのです。