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こんにちは、ロビンです。
犬親父がワインを2本買ってきた。 「どっちが赤でどっちが白?」 「ほう、犬もワインに関心を持つかのう?」 「赤と白くらい僕だって知ってるさ」 「ほほう、残念ながら両方とも赤じゃ」 「何で赤ばっかり2本なのさ」 「飲み比べるのじゃ」 何を思ったか犬親父はぶどうの種類でワインの味が本当に違うのか 試したくなったのだそうだ。 「で、何と何?」 「こっちがカベルネ・ソービニヨンでこっちがメルローじゃ」 「よくカベルネ(食べるね)ーってか?」 「馬鹿を言うでない」 「僕もなメルロー」 「お前はオヤジか」 「犬親父を真似たのさ。で、どう違うんだい」 「そうさのう・・・」 犬親父は、何だか難しい顔をして二つのグラスを交互に飲んでは 首をひねっている。 「で、どうなのさ、いぬおやじぃ」 「ふむ、どちらも旨いのう」 「おいしいのはわかったけど、よくカベルネーとなメルローは どう違うのさあ」 「まあ、どちらも旨いということがよくわかったわい」 いつの間にか犬親父は真っ赤な顔をしてご機嫌な様子だ。 どうやら、普段の倍の量を飲んですっかり酔っ払ってしまった らしい。 あ~あ、寝ちゃったよ。 テレビが点けっ放しだよ、犬親父ぃ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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