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こんにちはロビンです。
犬親父のやつ、今日はやたらとカラス、カラスとうるさいのです。 僕は思わず空を見上げたのですが、カラスはどこにもいません。 鳴き声もしません。 「ねえ、犬親父ぃ、カラスなんてどこにもいないよ」 「それだから犬はダメなのじゃ、カラスはカラスでもマリア・カラス 様じゃ」 「マリア・カラス様?それはそんなに偉い人なのかい、神様とか みたいに」 「ちっちっ、マリア・カラス様は情熱の歌姫である」 「ツバメやねずみに求婚された人だね」 「それは親指姫じゃ」 「わかったキリストのお母さんだ」 「それは聖母マリアであろう」 「じゃあ、なんなのさ」 「ええい、うるさいのう、ワシは今マリア・カラスのトスカを 鑑賞しているのである。しばらく黙っておれい」 「ちぇ、つまんないの」 ・・・ このところ犬親父はワインだオペラだと、まるで犬親父に似つ かわしくないことに凝りだした。 「何、オペラも図書館でCDを借りてくれば、ただじゃ。ワインも 安くてうまいのがその辺の酒屋で売っているからのう、ふぉふぉふぉ」 そこのところは、いかにも犬親父らしいけど、トスカねえ・・・ ぷっちにしても(どっちにしても)犬親父にオペラは似合わないなあ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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