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3月末に和田峠へ出かけ予想以上の多量の積雪で退却。今日再度和田峠へ出かけた。雪はすっかり解け、わずかではあるが、芽を吹き出している木も見られた。
和田峠への目的は黒曜石の採取。小さな黒曜石の破片が散らばる林道を500mほど歩くと、20年ほど前に訪れたときとあまり変わらない、これが採石場かと思われるほど崩壊した採石場が残っていた。採石場の中央付近のやや黒っぽい露頭からは1cm前後の黒曜石の破片が大量に崩れてきている。サンプルとして黒曜石とわかる程度のものを少し採取した。 黒曜石を手にして思うことは、遙か縄文時代にこの地の黒曜石がどんないきさつで中部地方の各地に広がって行ったということである。打製石器を使うという原始的な文化と遠隔地交易という高い文化が私の頭の中ではうまく融合していかないのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 5, 2003 12:02:26 AM
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