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テーマ:真空管ラヂヲ(30)
カテゴリ:アンティークラジオ
いろんなところからラジオが集まってきています。
お客さんたちが「ウチにもこんなのが眠ってたよ」とか・・・・ 電源は入るがチューニングするとキーキーいってダイヤルが硬いという 1977年発売のナショナル・プロシード2800というやつ。 ポータブルラジオで、周波数をデジタルで読めることを可能にした最初のラジオです。 当時49800円と高価なわりに案外普及したため、死蔵されてる場合が多い。 実はこいつ、もう一台持っててこの機種特有のダイヤル周りの弱点は認知済み。 キーキーを駆除するため前面のつまみ類を片っ端から外す。 ねじ外して裏蓋をあけます。 ねじ外してメイン基盤外します。 フェライトバーアンテナ折らないようにね。 次に現れるのがチューニングメカニズム。 ねじ外してゴロンと外します。 ダイヤルメカニズムアッセンブリ。 複雑なギヤメカニズム。ダイヤルをプッシュプルすることで 12:1の2スピードチューニングができるすごいやつ。 ギアにシリコングリス塗っておきましょう。 開腹されてない割には内部がとてもきれいです。 相当保蔵状態がよかったんでしょう。 キーキーの元凶はアナログ表示ドラムの軸部分。 両サイドの軸部分にグリスアップ。 他のギアにもグリスアップ。 分解と逆の手順でサクッと仮組み、通電。 アナログドラムとデヂタルカウンターにズレはほとんどありません。 外観もポリメイトで磨いて新品同様になりました。 蘇ったRF-2800で何気に受信してたら 気味悪いものを聞いちゃいました 中国語の乱数放送のようですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 19, 2010 01:15:34 PM
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