2010/02/15(月)19:42
鳴子温泉の肖像 2010年初春
鳴子温泉を散策するなら、温泉旅館の林立するメインの通りを少しはずれて、「早稲田の湯」の南側の界隈を歩かれてはどうでしょう・・。
(以下の写真はコンパクトデジタルで撮影したものです。)
せまい坂道に古い民家が立ち並び、ピンク色の寮舎の裏山から湯けむりが吹きあがる姿、個人商店の軽トラックが走りまわっている様子を眺めるのは実に趣深い味があります。
早稲田の湯です。私も数年前に入浴したことがありますが、浴槽などもなかなか凝ったつくりで面白みはあるものの、なんとなく落ち着かないなという印象が残っています。
建物についていえば、「温泉にアバンギャルドは似合わない」という思いがあり、私としては評価できません。
いつも思うのですが、こういう公衆浴場を作るよりは、温泉旅館の日帰り入浴をもっと入りやすくなるよう工夫して、利用率の向上を図るべきではないでしょうか。
観光案内所に、旅館ごとの入浴「可」、「不可」、「可だが混雑」の3区分が表示されているとか、そういうサービスがあると、玄関先でむげに断られていやな思いをしなくて済むのですが・・。
鳴子温泉 源蔵の湯 鳴子観光ホテル