Rock'n Roll Diary in Paris

ダミアンの知り合いで映画撮ってるひとがショートムーヴィーを作るらしく、うちのバンドで曲つくってくれといってきた。

もちろん報酬はなく、われわれはプロモーション用のビデオクリップに登場させてもらうぐらいではないかとおもわれる、まあ、ＢＬＡＣＫ　ＣＲＹＳＴＡＬでやった同じコンセプト。

とにかく、来週が締め切りということで、バカンス前からばたばた曲作りをしていた・・・バンマスが・・・。

曲の構成を練習のときにあーでもないこーでもないといじくってバンマスがまたまた曲を完成させ、得意の”ヨーグルト”（めちゃめちゃな歌詞を適当にいれて歌うこと）をいれてＭＰ３を渡された。

毎回、この"プレーンヨーグルト”に英語の歌詞を作るのが私の役割になっているようで、バカンス直前にもらって締め切りはバカンス明けの昨日。

あのねー、自分は３週間ポルトガルにいって何にもしなかったくせに、なんであたしはバカンス中に歌詞書くわけ？

だが、問答無用。


そして、車で出かけた最後の３日間のあいだ、一回だけ車の中できいた。

しかし、みどりの野山を見ながら”ハードロック”をかけたって、歌詞が浮かぶとおもいます？

しかもこの曲、映画のテーマのスーパーダークヒーロー？が悪い奴を退治するとかそういう過激な内容にあわせて歌詞を作れとのこと。

んなもんがねー、森と泉の自然の中でイメージ浮かぶわけないっしょ！！！


ということで、今までかなりデッドラインに忠実にやってきたが、旅行出発前日に曲をもらい旅行から帰った翌日に上げろなんて所詮むり。

車で送ってくれるダミアンに言った。

”たまには歌詞書いたりしない？”

”書きたいけど俺の英語めちゃめちゃだから”


”だってできるわけないじゃん。あたし旅行にいくのに。頼むからなんか書いてきて”


・・・・そして昨日。


２９日のライブでやる曲を一通りやったあと、

”さーて、歌詞はどこ？”

きたきた・・・。

”だ、だ、ダミアン？？？？”


なんと、ダミアンはノートを出した。

解読不能の字でなんか書いてある。

バンマス・・・・ふーん。


”俺はこの部分はフレーズつくってるから聞いただろ？”とバンマス。

”いや、あんたの英語はさっぱりわからんかった・・・”と、ダミアン。（なぜか博多弁・・・？？）


といった、低レベルの会話がつづいたあと、結局。


この二人の”アイディア”をこねくりまわして、”かっこいい歌詞”をなるべく早くかいて
送れ！・・・ということになった。

ということで、何でいつも歌詞かく暇を十分あたえられないのかわからんが、今晩は徹夜してでも書くことに・・あーねむ。