roidoのブログ

　私が普段、よく拝見（ＲＯＭ）させて頂いているピラニア亭というブログに、「三宅島災害署名運動に付いて 」と言うエントリーが上がっておりました。
「現在を生きる私たちの今と将来を担う子供たちの未来は繋がっている」と言うのが、私の考えです。
　そして、「現在を生きる私たちが、大多数の他国に比べて豊かになった事」も事実です。しかし、同じ日本に住みながら、思い出の積もる故郷に満足に住めない人達が居ます。三宅村のＨＰを見て、「ガスマスクを常備（常時携帯）し、避難場所とそこに行くまでの道のりを覚える」事を必要と訴えております。それでも、「そこに帰りたい」と考える人達がいます。
　白状しておきますが、私の心には二つの思いが鬩ぎ合っています。「そんなに危ない所に帰らないで」と言う懇願にも似た思いと、「そこまでして帰りたいと思える故郷が有る」と言う、う～ん・・・なんと言うんでしょう、羨望と言うのかな？羨ましいって言うんですかね？
　私には思い起こす故郷は、今住む、海外でカルト認定されている宗教と８９３と在日系と過激派右翼に牛耳られた、近隣大都市の公害溢れるベッドタウンですが、忘れもしない災害に見舞われた地域でも有ります。
　あの時、私は故郷や引越しを考えるまでの余裕が無く、避難生活を送る日々でした。あの時の恐怖には、今も寒気がします。その時の記憶が鮮明に残って居るにも関わらず、何故かこの町を離れる気になりません。結局は、私もこの町を気に入っているのでしょうね。
　そして、その時に私たち被災者を支えた義捐金や、心ある人達の支援に対して、どれ程の感謝を抱いた事でしょう。その時から、「公」と言うものを考え始めました。余りにも無学故、その「公」と言うものを、未だに理解出来ずにおりますが（お恥ずかしい限りです。
　
　世の中は便利になりました。遠く離れた場所の事情も、少し右手を動かすだけで知る事が出来ます（例え上辺だけでもね。）
　そして、一個人が、より簡単に（専門的知識も比較的少なく）情報を発信できるようになりました。そして、メディアを通さずに知る情報を、子供たちは生に見る事ができ、豊かさと平和が必ずしもイコールでは無い実情も知る事が出来ると思います。
　もし、このエントリーを読んで、少しでも三宅島の事に関心を持ち、数人でも署名に参加する人が現れれば、と思い、ピラニア亭に相乗りさせて頂きます。

三宅村のＨＰ。
署名用紙のＤＬ。
義捐金等の振込先は

●郵便振替：口座番号：
00110-9-100291
・口座名義：「三宅村噴火災害対策本部」


●銀行振替：
みずほ銀行東京中央支店東京都庁出張所
普通：口座番号：2345429
口座名義：「三宅島噴火 東京都三宅島」

　一日も早く、島民の皆さんの日常が回復される事を、願っております。

～追記～
普段の私では考えられないエントリーですね（内容では無いですよ。それに文法がおかしいのは何時もの事ですｗ
私が被災者になったときは、比較的被害の少ない地域で、借りてたアパートが傾いた位で済みましたが、補強されるまで避難生活を余儀なくされておりました。家に帰った時は、懐かしい気持ちと、片付けの憂鬱さに、現実逃避しようかと考えたくらいですしねｗ
その時のアパートは取り壊され、今は国道を挟んだ向かい側に住んでいますが、なんでしょね。上でボロクソに非難してますが、離れる気はしませんね。住めば都って事なんでしょうかねぇｗ
さて、「ピラニア亭」へ関連エントリーを立てさせて頂いた報告をしないと･･･（事後承諾です。すいません（土下座。

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