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カテゴリ:日々、思う事・・・
2.抗えない韓国
韓国大統領がノ・ムヒョンからイ・ミョンバクに変って数ヶ月。もはや政治や外交などという言葉が成り立たないほどに、国内は混乱を極めています。 今回の牛肉輸入問題のデモをみて、前々から感じ、友達とも話していた疑念を確信にかえました。 ノ・ムヒョンは左派でした。これに偽りはありません。まさしく北朝鮮や中国よりだったのです。その姿勢は、韓国政治にダイレクトに反映され、日米との亀裂を確かなものとしました。 今回就任したイ・ミョンバク大統領は、右派の大統領であり、韓国国内でも保守派として登場し、就任早々に米国との関係を回復させようとしました。 無論、その一手に牛肉輸入問題を選んでしまったのが間違いだったのかもしれませんが、少し同情したくもなってしまう。あれほどに壊れた同盟関係を修復するために、ある程度は泣かざるを得ないとの判断だったのだろう。支持は出来ないが理解は出来る。しかし、韓国国民は政府の苦悩など支持どころか理解すら示さず、その国民性を如何なく発揮して現政権を強烈なまでに痛めつけている。終わりが見えない。 上記の牛肉問題以前から少しずつ見え隠れしていた韓国の問題が、今回のことで露骨に出てきました。 韓国人に沸き起こる自信と恐怖。自信は世界的には豊かな経済力と一定程度の軍事力を有し、先進国の仲間入りを果たした。アジアでは大国の一つである。この沸き起こる自信が、日米との、取り分け韓国的な物に慣れていない米国との溝を大きくしている。そして恐怖とは、急速に巨大化し実質的なGDPでは日本を抜き去ったといわれる中国である。 韓国を知っている人なら良く解ると思うのですが、韓国人は物事を「気分」で決める事が多い。それは個人の感覚で言えば別に珍しいことではないのですが、韓国は政治ですら気分で決まるのです。沸き起こる自信が「今まで顎で使われてきた鬱憤を今こそ晴らすべき。米韓同盟など対米追従だ!」と韓国人は思っており、中国の急速な肥大化が韓国の歴史観を刺激し、地理的なものも相まって信じがたいほどの恐怖を韓国社会に発生させている。 韓国人の自信と恐怖。そして走り出したら止まれない国民性。この3点によって韓国は、まだまだ「反米親中」路線を突き進むことになるでしょう。韓国がもう一度自らのスタンスを考え直すことが出来るかもと僅かな期待を持てるとき。それはオリンピックの後、世界中が中国を危険だと感じ行動を起こす時、その時に韓国は「中国への恐怖」に打ち勝つことが出来るのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月14日 07時11分55秒
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