路字山　吟のトウキンバウトサムシング

あの、伝説の10.19川崎球場はなんだったんだ？という気分だな。へん！
王者巨人を倒してシリーズに出るんだから、今年こそ日本一になれよ！中日君。健闘を祈る。

昨日の怒りとショックをひきずりつつも、皮肉にも今日俺は中日ファンのかみさんと東京ドームの近くにある、文京シビックセンターを訪れた。
友人のまったりちゃんが所属する音楽事務所主催のコンサートを聴きに行ったのだ。もちろんまったりちゃんの演奏を聴きに。
以前にも語ったが、まったりちゃんは即興ピアニスト。その瞬間の自分の感情をピアノで表現する人だ。
ブログも面白いぞ！
そんなまったりちゃんが今日は全部で4曲を演奏。そのうち3曲は他人の作品をまったりちゃん自身がアレンジした演奏だった。
「月の砂漠」、アイルランドの民謡「ロンドンデリーの歌」、ジャズの「Round　Midnight」の3曲。締めは「印象～2007,10,21」と題した即興音楽。
出番は2番目。
登場してきたまったりちゃんは、俺にはとても緊張してるように見えた。
「ん？緊張してるか？そうなのか？まったりちゃん」と思いきや、お辞儀をして椅子に座って鍵盤に指が触れた瞬間、俺の余計な心配は吹き飛んだな！！」
3曲ともこれまでの即興ライブのオープニングで聴いたことがあったから、ゆっくり楽しむことが出来た。
喜怒哀楽を巧みに表現する彼女はアレンジャーとしても才能豊かであるという片鱗がうかがえた。

そして、「印象～2007,10,21」では、
なんだか弱気なような、心細いような内省的なメロディから始まり、だんだんと気分が安らぎ落ち着いていく様子を受けるメロディと演奏、途中からはうねるような鍵盤を端から端まで行き渡るように奏でる威風堂々とした展開。最後は落ち着いて、「ご馳走様でした。ありがとうございました。」といった感じだったな。
はたして、彼女は見事だったぞ！
俺もかみさんも満足だったな！



「来年こそは、日本一奪回だな！」と心に思いつつ、途中スタバでお茶してから家路に着きましたとさ！
まったりちゃん、良かったぞ！ありがとね！