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洛西竹林公園の中に「竹の資料館」があります。 この公園には約110種類の竹や笹が群生しており、資料館では人と竹との伝統的な関わりや文化を展示し紹介していました。 【竹の資料館】 そんな竹の公園の中に、歴史的に価値のあるものが二つもあります。 手前の石橋がその一つで、京都の歴史を伝える百々橋(どどばし)です。 応仁の乱が始まったのは、上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)でしたが、その後、何度も両軍が戦いあったのが、上京区の南北に流れている小川(こかわ)に架かる百々橋です。 百々橋は、長さ7.4メートル、幅4メートルほどの小さな橋だったようです。 応仁の乱の規模からすると、もっと広大な場所で戦ったと思っていましたが、実際には、このような狭い空間で両軍がもみ合いへし合い、戦っていたんですね。 昔は、百々橋は板橋でしたが、近世に入ってから石橋に造りかえられたそうです。その後、昭和38年(1963年)に小川が埋め立てられた際に百々橋も取り壊されました。そして、石橋は一時室町小学校で保存された後、ここ洛西竹林公園に移されました。
そして、竹の資料館にはいrんな竹が展示されていました。 竹もこんなにたくさんの種類の竹があることには大変驚きました。 すばらしい竹の工芸品を見ることができます。 ![]() 資料館でとくに目を引くのは、アメリカの発明家エジソンが電球のフィラメントに八幡の竹を使ったというエジソン電球(復元品)ですね。ほかには竹製品やパネル、京都府指定の「伝統工芸品」の京銘竹なども展示されています。 公園内にある飛び石を配した竹の小径 清々しい竹の香りに包まれながら竹林浴を楽しめました。
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Last updated
2016/01/19 07:36:30 PM
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