カテゴリ:歴史ウォーキング京都
次は結社(中宮)に向かいます。奥宮から本宮に向かって引き返すことになります。
結社に着きました。 結社の御際神は磐長姫命(いわながひめのみこと)、日本神話に登場する女神ですね。 結社にはこのような言い伝えがあります。 昔々、磐長姫(いわながひめ)と木花開耶姫(このはなさくやひめ)の姉妹がいました。あるとき、瓊々杵尊(ににぎのみこと)が妹の木花開耶姫を娶られる時、姉妹の父である大山祇命(おおやまつみのみこと)は姉の磐長姫も共に奉ろうとなさいました。 しかし、尊は木花開耶姫だけを召されたので、磐長姫は大いに恥じました。「我長くここにありて縁結びの神として世のため人のために良縁を得させん」といわれて、この地にお鎮まりになりました。 ということで、ここには良縁を願って多くの人が訪れるということです。 【結社社殿】 ここには『結び文』というものがあります。 紙の裏に願い事と名前を書いて、細く折って所定の場所に結びます。 この結社にある『天乃磐船(あまのいわふね)』。重さなんと6トンもあるそうです! 船は古くは唯一の交通機関で、人と人、文化と文化をつなぐということから縁結び信仰と深い関わりがあります。また、船は神様の乗り物と神聖視されている貴船神社には関わりが深いものなのでしょう。 本宮、奥宮、結社とお参りできました。 京都に都ができる前からここに存在していた貴船神社。 日本最強のパワースポットではないでしょうか。 貴船神社から鞍馬寺に向かうには鞍馬寺西門受付所が入口となります。 ここからは鞍馬山を登って下りるハイキングコースだそうです。 このような道を一時間近く登っていくことになります。 まだこの時は軽く考えて登っていました・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/05/30 09:33:32 PM
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