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カテゴリ:ドイツ、日本、世界とその人々
むっちゃくちゃ熱い男に出会いました。 ![]() いえ、『男』なんて言ったら失礼だわ、 **白い無精ひげとデニムシャツが似合う素敵な紳士**。 とあるアンティークショップを覗いていると、 「コンニチハ」という笑顔のみで、 後は放って置いてくれた(←こういうの好き ![]() 私は先日手に入れた鏡についてのアイディアを求めていたので、早速彼に話しかけます。 ↑姿を映すための鏡ではなくて、デコレーション用の鏡ね。 キャンドルやお花をテーブルセンターにしたり、 デキャンタやグラスを沢山並べてアペリティフコーナーしたりすると、 鏡の上に置いてある物が反射してすごく綺麗。 ↑はい、話が逸れました。 彼は控えめながらも色々とアドヴァイスをくれ、 彼がアーティスト(絵を描く)だという事も告白してくれました。 その為このアンティークショップの開店時間が半端で短く、 あとはアトリエに居るとか。 アーティスト好きな私は、そこからもう、質問攻め。 ![]() ![]() ぐいぐいとつっこみまくります。 すると彼は彼の本性(ガオゥ~ッ!)を見せ始め、 ワイルドに、その反面繊細に、そして熱く熱く、彼の思いを語ってくれました ![]() 芸術に対する思い、街に対する思い、彼自身に対する思い。 時には言葉を選びながら、自分を表現してくれる言葉を探しながら・・・・ 「安心して。私はエナジーをキャッチするのが得意だから、 どんな言葉であってもあなたの温めている大切なものを感じ取れるわ。」 私がそう言うと 彼は更に嬉しそうに、 まるで生まれたばかりの赤子のように瞳をキラキラ輝かせながら ![]() 『彼自身』を表現してくれました。 全てのものに宿る魂、それをその瞬間瞬間にキャッチして彼の作品が生まれる。 お金のために、有名になるために描くのは彼の生き方ではなく、 描きたい時に、描きたいものを描く。 それは一週間続けての作業かもしれないし、明日だけかもしれないし、 今、この1分後に描きたい欲求が起こるかもしれない。 ![]() 100%芸術肌の彼は、私の中の熱~い情熱をもいい意味で掻き乱してくれ、 1時間程も、そうした密の空間の中で過ごした夕方のひと時になりました。 ![]() 自分を表現する術を知っている。 それが画でありダンスであり歌であり、 もしくは芸術以外の何かでもありえる。 それって、とても大切なことだと思うのです。 彼のように、いくつになっても透明なまなざしを持って オープンな心で表現している人。 また訪ねたくなる人。 ああ素晴らしや、熱い男。 LOVE!! ![]() 私も私らしく、皆さんも皆さんらしく、 自分表現を楽しみましょうね~!! ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.10 21:42:59
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