2005/06/02(木)02:17
敵は本能寺にあり
今日は織田信長の命日、ということは
本能寺の変のあった日。
あまりにも有名な事件なので詳細を書く必要がないが、
明智光秀が信長に反旗を翻さなければ、
確実に日本は歴史はがらっと変わって事は間違いない。
大坂も江戸も京もそれぞれ今の姿ではなかったはずだ。
そう考えると明智光秀の取った行動は恐ろしい。
大河ドラマなどは特に1年の長丁場のため、
著名な歴史上の人物を演じる俳優が、私にとっての
その歴史上の人物のその後のイメージになってしまう。
一度その人物のイメージが固まってしまうと、
その後、小説など読んでいても、それぞれの場面で
その俳優が演じている姿が頭に浮かんでしまう。
私にとっての忠臣蔵は大石内蔵助が緒形拳、
吉良上野介は伊丹十三。これは大河の「峠の群像」の配役。
中村勘九郎や石坂浩二ではない。
秀吉の時代のイメージはそれまで全然違ったのに
竹中直人の「秀吉」を1年見たことで、
秀吉が竹中直人で、信長は渡哲也になってしまったが、
家康はなぜか「おんな太閤記」の時のフランキー堺の
イメージが消えない。
ただし、私が最も敬愛する坂本龍馬だけは、
誰のイメージもつかないのは不思議だ。
今まで見たどの龍馬も役不足だった事で、
イメージをつくのをかたくなに拒んでいるのかもしれない。