2007/01/08(月)00:55
風を感じて~浜田省吾
即席めんを開発した日清食品創業者の安藤百福が
5日、96歳の生涯を閉じられた。
1958年に誕生したチキンラーメン。
卵1個落としてご飯と一緒に食う。
それだけで満足な夕食になった。
5個入りパックを買ってそれが5日間の夕食だった事もある、
貧乏学生時代が懐かしい。
冒頭にカップヌードルの写真を載っけたが、
何の偶然か、安藤さんが亡くなられた5日に
急にノーマルのカップヌードルが食いたくて買っていた。
カップヌードルは1971年に登場。
これは衝撃的だった。
街や施設にカップヌードルの自動販売機が登場し、
透明のプラスチックのフォークで食べるのが旨かった。
一番好きな味は一貫してチリトマトヌードル。
最近少し具の内容が変更してしまったのが残念だが、
それでもこの味は最高だ。
置いてる店と置いてない店があり、
今食いたいと思う時に無い時の悔しさったらありゃしない(笑)。
カップヌードルのCMで思い出すのは
何といっても浜田省吾の「風を感じて」だろう。
と言ったら世代がバレるが(汗)。
今でもAMラジオでたまにかかる事があり、
この曲を聴くとカップヌードルが食べたくなる(笑)。
それにしても爽やかなのか、ガラが悪いのか、
よく判らんジャケットに苦笑。
サングラスにアロハシャツ着て靴脱いで、
公園の芝生でヘッドホンで音楽を聴いている兄ちゃんて・・・(笑)。
♪自由に生きてく方法なんて 百通りだってあるさ
It's so easy, Easy to be free
この百通りの百は安藤百福さんにかけているとしたらすごいが、
カップヌードルのCMソングになる歌、日清食品は安藤百福さんだ、
そこまで考えて三浦徳子さんと浜省が作ったとは思えない。
それでも、寝食を忘れて即席めんの開発に
命を燃やした安藤百福さんの自由な人生を歌にしたような
「風を感じて」。
ある意味20世紀最大の発明品とも言える即席めん。
いままで何食べた事だろう。
こと1人暮らしが始まってからの
カップラーメンを食べる頻度は急激に増えたから、
ヘタすると1000食を超えていたりして。
安藤百福さんの偉大な功績を称え、
今まで、そしてこれからもお世話になるに違いない
カップヌードルに心から感謝したい。
今日は冒頭の写真のカップヌードルの原点、
ノーマル味を食べて安藤百福さんに感謝の意を伝えたい。
私にとって一番の料理長だった安藤百福さんのご逝去を悼み、
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。