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カテゴリ:風景
青山通り沿いにある「こどもの城」の前で異彩を放つ、 岡本太郎作品「こどもの樹」。 これは大阪万博の太陽の塔の雰囲気により近い。 四方八方からにょきにょき出ているのは 銀座の若い時計台を連想させる。 このにょきにょき出ている枝先の顔は 子供が見れるように全部下を向いているらしい。 また一つ一つ表情が違うのは 子供は一人一人自分の顔を持つべきだと、 日本の教育の没個性化に対するメッセージのようだ。 素晴らしすぎるぞ岡本太郎! 私が上京した頃、この場所にはボロボロで高層の 異様な雰囲気の建物が建っていた。 今ではこどもの城に国連大学と すっかりこんな近代的な建物が建ち、 青山の街並みに溶け込んでいる。 そういえば、この向かい側で受験前日の下見に来て 慣れない雪道だった為、 すってんころりんした大昔の大失態を思い出す。 その日はその後戻ったホテルの前で 強風にあおられて傘が壊れるというひどい1日だった(苦笑)。 あの頃の東京は雪も普通に降るし、寒い冬だった。 まあ、そんな事はこの「こどもの樹」は知らない(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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