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カテゴリ:建物
大阪での休日、先日の日記に書いた中央公会堂に訪れてから
大阪の赤煉瓦建築をもっと見たくなり、訪ねてみる事にした。 ここのところ、マンホールを見る旅で 下を向いて歩いていたので、 久しぶりに上を向いて歩くのもいいだろう(笑)。 ![]() 西区川口にある川口基督教会。 イギリス積といわれる赤煉瓦らしい。 素晴らしい・・・、でも懐かしい・・・? 初めて訪れたとは思えないような懐かしさ。 それもそのはず、同じ系列の学校に通っていたからだった(汗)。 この教会の創設者は母校の創立者だった(大汗)。 どおりで外観がそっくりのはずだ。 母校の本館ができた数年後にこの川口教会が 作られたようでほぼ同世代の建物だし。 入口に自由に出入りしてもよいような看板を見つけたので、 チャペル内に入らせていただいた。 ![]() 礼拝も終わっていた時間なので貸切状態になってしまった。 母校のチャペルよりも荘厳。 内装にも煉瓦があるとこんなに雰囲気が変わる。 1920年(大正9年)の竣工なので88歳という事になる。 阪神大震災時に被害を受け、修復されたというが、 88年経った今も現役で使用されている事自体すごい。 ![]() この周辺は1868年(慶応4年)に外国人居留地が作られ、 当時は大阪の文明開化の中心地だったらしく、 大阪のミッションスクールの多くは、 この地域からスタートしている。 大阪府庁も川を渡った所にあったようだ。 横浜の山下町は今でも元居留地の流れで市の中心部だが、 大阪の外国人居留地跡は88年の時を経て、 そんな事実があった事がウソのような静かな場所に変わっていた。 大阪で生まれた男やけど、 大阪の街ようしらん。 大阪で生まれた男やさかい、 大阪の街を知ろう。 大阪で生まれた女のメロディに乗せて、 こんな替え歌を歌わざるを得ないほどに、 故郷大阪の歴史を全然知らない事に気づいた。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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