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カテゴリ:建物
今日は言わずと知れたジョン・レノンの命日。
1980年の今日の悲報が飛び込んできた時の事は 今でも強烈に記憶している。 ジョン・レノン・ミュージアムに行って 手を合わせたいところだが、それは難しい。 ジョンの残した作品を聴きながら、 今日は静かにジョンを偲ぶことにしよう。 そんな悲しみの日に、もう一つの悲しい現実を。 大阪へ行ったら行かねばならないと決めているのが フェスティバルホール跡。 前回の10月に訪れた際は夜だったが、 今回は司馬遼太郎記念館に行った後に訪れたので真昼間。 フェスティバルホールの今の姿が丸見えになる。 肥後橋駅から恐る恐る地上に出た。 昼と夜の違いがあるが、上の写真が現在で、 下の写真はフェスがあった頃。 あれから約2ヶ月経っているので当然の事ながら、 もう跡形もなくなってしまっていた。 新ビルの建設に向けて工事は着々と進んでいる。 同じ場所で撮ったとは思えないほど、 建物のあるなしでこんなに風景が変わってしまう。 時刻は2時を過ぎたので携帯ラジオを取り出して、 山下達郎サンデーソングブックを聞きながら フェスティバルホールの周りを歩いた。 タツローさんがこのフェスティバルホールの解体決定で 重い腰を上げて実現したライブツアーPerformance2008-2009。 そういえば私が観た厚木市文化会館のツアー初日は12月5日、 あの感激の日から1年が過ぎたのか・・・早っ。 厚木から数週間後、このフェスの一般貸し最終日に タツローさんが繰り広げた凄まじいパフォーマンスは、 その後のファンクラブの会報でも、 ご覧になられた方の熱い感想の数々を読めば読むほど、 その日のフェスに立ち会えた方が本当に羨ましい。 その日から1年も経たないうちにこの姿。 解体されてしまうと本当にあっけないものだ。 番組の1曲目に「クリスマス・イブ」がかかった。 1年前はこの地でタツローさんがフェスに万感の想いを込めて 生で歌われていた中の1曲だ。 その世界一のホールは面影も何も無くなって、 全く違う風景に変わり果ててしまっているのを 目の当たりにして聴く間奏部のパッヘルベルのカノンは 万感胸に迫るものがあった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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