|
カテゴリ:建物
それにしても、喜びと悲しみが交互にやってくる、
感情の起伏の激しい1日だった。 7日の日記から続いている大阪中之島探訪は、 フェスティバルホール、中央公会堂の後、 もう一つ気になっていた歴史的建築物ダイビルへ。 先日ダイビルがついに解体される事を教えてもらい、 これは壊される前になんとか見ておかねばと、 中央公会堂からもう一度フェスティバルホール跡を通り、 朝日新聞社を越えてダイビルへ向かった。 ・・・(悲)。 つ、ついに、工事用の囲いが全面張られて、 このような状況になってしまっていた。 もう二度と今のビルの中には入れないのか・・・。 新しく立て直されるダイビルは、 下層部に現在のダイビルの姿を再現して、 その上層部に近代的な高層ビルの姿を ドッキングさせるという、 流行りの東京丸の内方式で復元されるという事らしい。 煉瓦や装飾品等も可能な限り保存して外装材として再利用、 この外観を再現するという計画。 ある意味、ダイビルの良心を感じ取らないと いけないのだろうが、 ダイビルのレンガ積みと同じように建物も 歴史の一つ一つが沁みこんで積み上げられた84年、 今のビルが壊されてしまうのはやっぱり寂しい。 今春に訪れた時に撮ったダイビルのトイレの写真。 今思うと、中に入れる時に行っておいて本当によかった。 さすがにトイレは難しいだろう。 おそらく新しいダイビルのトイレは全部洋式になって、 こんな風に斜めに配置されているところまでは 復元しないだろうなあ・・・。 まさにダイビルの看板のようなエントランスホールも 新しいダイビルで再現して下さるという。 そのエントランスホールの吹き抜け部の 解体前の美しい姿をここにもう一度保存しておこう。 さらば、84歳のダイビル・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[建物] カテゴリの最新記事
|