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カテゴリ:つぶやき
朝日新聞の昨日の朝刊、6面の1面を使った広告で
「ぴあ最終号、本日新発売!」という文字が。 ぴあが最終号を迎える事を知り、 長年お世話になったお礼に買ってきました。 【送料無料】ぴあ 2011年 8/18号(最終号) [雑誌] 分厚い永久保存版の最終号は1972年の創刊号復刻版も付いて、 1975年から始まった及川正通さんの表紙イラストが 約1300点をズラリと掲載されており、 ぴあの39年の歴史をまとめた1冊でまさに永久保存版です。 大阪に住んでいた頃はL magazineを毎月買って、 エンタテインメント情報を得てましたが、 上京して書店で見つけた情報誌ぴあは、 インパクトのある表紙イラストに、 関西とは比べ物にならない量の情報が掲載されており、 さらには隔週刊で発売しているなんて、 さすが東京は違う、と驚かされたものでした。 ただ、私の上京後しばらくして関西版のぴあも創刊されて、 京阪神の情報誌市場もだいぶ変わっていったようですが。 当然の事ながら当時はインターネットや携帯電話も無い時代。 右も左も新宿も渋谷もわからない田舎者にとって、 東京の最新情報が詰まったぴあはキラキラ眩しい1冊であり、 季刊のぴあMAPも含めて東京生活のガイド役として 本当にお世話になりました。 さらには自らチケット販売にまで着手して、 それまではプレイガイドに徹夜で並んで買っていたのを 電話1本で買えるようにしたチケットぴあの登場は画期的でした。 映画、演劇、音楽の情報誌という新たな分野を立ちあげ、 チケットの購入方法に革命をおこすなど、 新しい時代を作ってきたぴあもインターネット時代を迎えて、 原点の雑誌が39年の歴史に幕を閉じるのは時の流れなのかな、 とも思いますが、そこはかとない寂しさを感じます。 時の流れと言えば創刊号復刻版の来日アーティスト欄。 39年前の今日、7月22日はエマーソン・レイク&パーマーが 後楽園球場でライブを行った日ではありませんか。 39年前は7月19日に文京公会堂、8月31日には新宿の 厚生年金会館で来日公演をやっていたのはベンチャーズ。 メンバーチェンジはあったにせよ、39年前も、2011年の今も、 夏になるとやってくるベンチャーズ。 ベンチャーズだけは変わっていない事に敬意を表します。 1300点の一挙掲載されている及川さんのイラスト、 やはり夢と希望を持って上京した頃の表紙は忘れ難く、 懐かしさに涙ちょちょ切れてしまいます。 28年前からお世話になって参りましたが、 といっても最近は書店でもほとんど手に取る事がなかったのが 申し訳ない限りですが、 39年間に渡って首都圏の情報を詳細に伝えてくれたぴあに 本当に有難うございましたと感謝の意を伝えたいです。 1341号の最終号、じっくりと読ませてもらって まさに永久保存版として保管しておこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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